指数法則とは? わかりやすく解説

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しすう‐ほうそく〔‐ハフソク〕【指数法則】

読み方:しすうほうそく

abが正の実数mn実数のとき成り立つ次の三つ法則amanam+n, (amnamn, (abmambm


指数法則

m, n が正の整数のとき、am×an=am+n、am÷an=am-n (a≠0, m>n )、(am)n=amn、(ab)n=anbn


指数法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 15:32 UTC 版)

階乗冪」の記事における「指数法則」の解説

指数法則に似た次の法則下降階乗冪上昇階乗冪成り立つ。 x m + n _ = x m _ ( x − m ) n _ x m + n ¯ = x m ¯ ( x + m ) n ¯ ( or  ( x ) m + n ∓ = ( x ) m ∓ ( x ∓ m ) n ) {\displaystyle {\begin{aligned}x^{\underline {m+n}}&=x^{\underline {m}}\,(x-m)^{\underline {n}}\\x^{\overline {m+n}}&=x^{\overline {m}}\,(x+m)^{\overline {n}}\end{aligned}}\quad ({\text{or }}(x)_{m+n}^{\mp }=(x)_{m}^{\mp }(x\mp m)_{n})} これを用いて負数下降階乗冪上昇階乗冪定義するともできるまた、次のような関係もある x n ¯ x m ¯ = { ( x + m ) n − m ¯ ( n > m ) , 1 ( x + m ) m − n ¯ ( m > n ) {\displaystyle {\frac {x^{\overline {n}}}{x^{\overline {m}}}}={\begin{cases}(x+m)^{\overline {n-m}}&(n>m),\\[5pt]{\dfrac {1}{(x+m)^{\overline {m-n}}}}&(m>n)\end{cases}}}

※この「指数法則」の解説は、「階乗冪」の解説の一部です。
「指数法則」を含む「階乗冪」の記事については、「階乗冪」の概要を参照ください。


指数法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 00:51 UTC 版)

冪乗」の記事における「指数法則」の解説

以下の一覧表において多重定義の虞を除くため、底は非実数あるような冪のみを考える。ただし、正の冪のみを考えるならば、底が 0 でも各法則成り立つ。また以下の一覧において、有理数について分母奇数あるいは偶数であるというときは、常にその有理数既約分数表示における分母のことを言っているものとする。 指数法則規則条件 a 0 = 1 {\displaystyle a^{0}=1} a ≠ 0 は任意 a − r = 1 a r {\displaystyle a^{-r}={\frac {1}{a^{r}}}} a > 0 ならば r は任意の実数 a < 0 ならば r は分母が奇数の任意の有理数 a m n=a m n=( a n ) m {\displaystyle a^{\frac {m}{n}}={\sqrt[{n}]{a^{m}}}=({\sqrt[{n}]{a}})^{m}} a> 0 ならば n は任意の自然数で m は任意の整数 a < 0 ならば n は任意の奇数で m は任意の整数 a r + s=a r ⋅ a s {\displaystyle a^{r+s}=a^{r}\cdot a^{s}} a> 0 ならば r, s は任意の実数 a < 0 ならば r, s は分母が奇数の任意の有理数 a r − s=a r a s {\displaystyle a^{r-s}={\frac {a^{r}}{a^{s}}}} a> 0 ならば r, s は任意の実数 a < 0 ならば r, s は分母が奇数の任意の有理数 ( a ⋅ b ) r=a r ⋅ b r {\displaystyle (a\cdot b)^{r}=a^{r}\cdot b^{r}} a • b ≠ 0 ならば r は任意の自然数、あるいは任意の整数 a> 0, b > 0 ならば r は任意の実数 a, b の少なくとも一方が負ならば r は分母奇数任意の有理数 ( a b ) r = a r b r {\displaystyle \left({\frac {a}{b}}\right)^{r}={\frac {a^{r}}{b^{r}}}} 整数 r に対して、[r ≥ 0 かつ b ≠ 0] または [r ≤ 0 かつ a ≠ 0] のとき a > 0, b > 0 ならば r は任意の実数 a, b の少なくとも一方が負ならば r は分母奇数任意の有理数 ( a r ) s = a r ⋅ s {\displaystyle (a^{r})^{s}=a^{r\cdot s}} a ≠ 0 ならば r, s は任意の整数 a > 0 ならば r, s は任意の実数 a < 0 ならば r, s は分母奇数任意の有理数 ( a r ) s = − a r ⋅ s {\displaystyle (a^{r})^{s}=-a^{r\cdot s}} a < 0 かつ有理数 r, s に対して、r および r • s は分母奇数、かつ r • s の分子奇数のとき (ar)s = ±ar • s に関して 冪指数 r, s の少なくとも一方無理数であるとき、あるいはこれらの双方有理数だが r または r • s の少なくとも一方分母偶数となるときには、a < 0 に対する (ar)s または ar • s は定義されない。それ以外のとき、この両者は定義されて符号の違いを除いて一致する。特に両者は a> 0 ならば任意の実数 r, s に対して一致し、また a ≠ 0 ならば任意の整数 r, s に対して一致する。 a < 0 かつ r, s が整数でない有理数であるときには可能性二通り考えられ、どちらになるかは r の分子と s の分母素因数分解関係する。式 (ar)s = ±ar • s の右辺符号何れ正しいのかを知るには a = −1 のときを見れば十分である(与えられた r, s に対して a = −1 のとき正しくなる方の符号をとれば、任意の a < 0 についても成り立つ)。 a < 0 に対して (ar)s = −ar • s が適用されるならば、a ≠ 0 に対して (ar)s = |a|r • s が成り立つ(冪指数正ならa = 0 のときも成り立つ)。 例えば、((−1)2).mw-parser-output .frac{white-space:nowrap}.mw-parser-output .frac .num,.mw-parser-output .frac .den{font-size:80%;line-height:0;vertical-align:super}.mw-parser-output .frac .den{vertical-align:sub}.mw-parser-output .sr-only{border:0;clip:rect(0,0,0,0);height:1px;margin:-1px;overflow:hidden;padding:0;position:absolute;width:1px}1⁄2 = 1 および (−1)2 • 1⁄2 = −1 であるから、a < 0 に対してa2 = (a2)1⁄2 = −a2 • 1⁄2 = −a, したがって任意の実数 a に対してa2 = |a| が成り立つ。

※この「指数法則」の解説は、「冪乗」の解説の一部です。
「指数法則」を含む「冪乗」の記事については、「冪乗」の概要を参照ください。


指数法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/27 04:07 UTC 版)

セルシック則」の記事における「指数法則」の解説

セルシック指数 n = 1 のとき、セルシック則lnI I e = − β 1 ( R R e − 1 ) {\displaystyle \ln {\frac {I}{I_{e}}}=-\beta _{1}\left({\frac {R}{R_{e}}}-1\right)} であり、これは指数法則と呼ばれる。指数法則は円盤銀河円盤成分の面輝度プロファイルをよく説明する。 ただし、円盤銀河の面輝度分布バルジ円盤のふたつのセルシック則重ね合わせからの逸脱することもしばしば観測される

※この「指数法則」の解説は、「セルシック則」の解説の一部です。
「指数法則」を含む「セルシック則」の記事については、「セルシック則」の概要を参照ください。

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