指宿図書館(2006-)
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「指宿市立図書館」の記事における「指宿図書館(2006-)」の解説
2006年(平成18年)1月1日、旧・指宿市、揖宿郡山川町、同郡開聞町が合併し、これらの市町が設置していた図書館・図書室を引き継いで新・指宿市立図書館が発足し、旧・指宿市立図書館は指宿図書館に改称した。同年6月に指宿市は指宿・山川両図書館に対して指定管理者制度を導入することを決定し、10月に募集が始まると日本全国で図書館業務を行う大手企業が名乗りを挙げた。本と人とをつなぐ「そらまめの会」では、「本と人とのつながりを守りたい」という気持ちから指定管理者に応募することを決意し、10月中旬にNPOの法人格を取得した。最終的に指定管理者へは図書館運営実績のない地元の企業などを含めて5団体が応募し、同年12月に特定非営利活動法人本と人とをつなぐ「そらまめの会」が選定された。 そして2007年(平成19年)4月1日より指定管理者による運営に移行した。そらまめの会は館内のディスプレイの刷新、多彩なイベント開催、職員によるブログ「てくてくライブラリアン」の更新を通した情報発信など、公営時代は停滞気味であった図書館活動を一新した。一方、本と人とをつなぐ「そらまめの会」でも郷土資料室や閉架書庫、甘藷資料には手を出すことができず、2010年(平成22年)4月からの第2期指定管理に持ち越されることになった。その後3期においてその作業を終えた。 2011年(平成23年)3月、東日本大震災の発生を受けて「東北地方太平洋沖地震コーナー」を設置し、同地震や福島第一原子力発電所事故を報じる新聞記事や指宿市の避難所情報などを掲示し、関連書籍の展示を行った。同年9月1日よりコンピュータ導入のために休館に入り、翌2012年(平成24年)2月1日に再開館した。当日は記念式典が開催され、市長の豊留悦男や近隣の幼稚園・保育園の園児らがテープカットを行った。これにより指宿図書館の蔵書検索や貸し出しがコンピュータでできるようになったばかりでなく、山川図書館とのシステム統合が行われたことで、両館の蔵書検索・予約・貸出延長が館内端末でできるようになった。さらに指宿市開聞庁舎、川尻ふれあい交流館、今和泉校区公民館、池田校区公民館にも端末が設置されて館内端末と同等の機能が利用可能となり、市内の全小中学校・指宿市立指宿商業高等学校には市立図書館の図書を予約できる端末が導入された。インターネットからの蔵書検索や予約等も、この時にできるようになった。 2015年(平成26年)9月8日、指宿市で点訳ボランティアを行っている「指宿てんしの会」から、2011年(平成23年)にそらまめの会による図書館運営の様子をまとめた書籍『私たち図書館やってます!』の点訳本が寄贈された。同会が4年がかりで点訳したもので、原書が149ページであるのに対し、点訳本は3巻組計375ページの大作になった。
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指宿図書館
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JR指宿枕崎線指宿駅西口から徒歩すぐ。駐車場は31台分ある。
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指宿図書館
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指宿図書館(いぶすきとしょかん)は、鹿児島県指宿市十二町にある公立図書館。山川図書館とともに指宿市立図書館を構成する1館であり、指定管理者の特定非営利活動法人本と人とをつなぐ「そらまめの会」が運営する。 図書館は鉄筋コンクリート構造2階建てで、1階に一般開架室や児童開架室、お話コーナーなど、2階に調査研究室、多目的集会室、資料展示コーナーなどを設置している。建築面積は859m2、延床面積は1,545m2で、山川図書館とほぼ同じ規模である。 独自のコレクションとして、甘藷資料7,135冊を保有するが、十分に利活用されているとは言えない。
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