投網とは? わかりやすく解説

と‐あみ【投網】

読み方:とあみ

円錐形の袋状の網のすそにおもりを付けたものを、のいる水面投げ広げかぶせて引き上げ漁法また、その網。川など浅い所で行われるうちあみなげあみ唐網(とうあみ)。「—を打つ」《 夏》

投網の画像
投網を模した紋所一つ丸に二つ干網」

なげ‐あみ【投(げ)網】

読み方:なげあみ

「投網(とあみ)」に同じ。

捕り用の三角形の網。下方長い柄をつけて、飛んでくるのを待ち構え通過直前投げ上げる。


投網

読み方:トアミ(toami)

かぶせ網一種水面広げて投げをとる漁法

別名 唐網打網


投網

作者井上靖

収載図書井上靖全集 第4巻 短篇 4
出版社新潮社
刊行年月1995.8


投網

読み方:とあみ

  1. 前座位の異称。〔風流
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投網

読み方:トアミ(toami)

漁網一つ

季節

分類 人事


投網

読み方:トアミ(toami)

作者 井上靖

初出 昭和29年

ジャンル 小説


投網

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/07 18:04 UTC 版)

投網(とあみ)とは、漁網の一種である掩網/被網(かぶせあみ)の一種[1]。岸辺や船上からがいると思われる水域に人の手で投げ入れて面で魚を獲る漁具である。


注釈

  1. ^ 1寸 = 約30.303mm。30.303×5 = 151.515。
  2. ^ 1尋 = 約1.818m。
  3. ^ 当節にて太字で示した季語は、記載するという形で歳時記が推奨している表現である。歳時記は俳句等においてそれ以外の日本語表現を否定するものではないが、傾向として文語体の趣を好む。つまり、「川狩り」より「川狩」が好まれ、「掻い掘り」が歳時記に記載されていないのに「かへぼり」「掻え掘り」が記載されているのは、そういった趣向による。
  4. ^ 個々の歳時記によって用語は異なるが、要するに、人の行い。
  5. ^ 親季語・子季語は、互いに深く関連した複数の季語の中で、最も重要と見なせる一つを「親」、それ以外を「子」に譬えた用語。属する季節は全て同じ。

出典

  1. ^ 掩網”. 小学館日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  2. ^ 投げ網・投網”. 三省堂大辞林』第3版. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  3. ^ 打ち網・打網”. 三省堂『大辞林』第3版. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  4. ^ 投網”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  5. ^ 投網・唐網”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  6. ^ a b c d 網打”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  7. ^ a b c d 網打ち”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  8. ^ 沈子(ちんし)”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  9. ^ 沈子(いわ)”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  10. ^ a b 網石”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  11. ^ 沈子(ちんし)sinker”. 小学館『日本大百科全書:ニッポニカ』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  12. ^ 網石”. 小学館『精選版 日本国語大辞典』. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  13. ^ 網裾”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  14. ^ 紀の川でアユ解禁!かつらぎ町の〝小鷹網漁〟すてき”. 橋本新聞. 2021年6月8日閲覧。
  15. ^ 小鷹網漁 鮎釣り名人”. 熊野本宮. 2021年6月8日閲覧。
  16. ^ 落ちアユ一網打尽 伝統のハメ漁始まる”. 紀伊民報. 2021年6月8日閲覧。
  17. ^ 細川流網打ちを継承するために - 保存会概要”. 江戸屋形船組合 公式ウェブサイト. 細川流江戸投網保存会. 2019年7月5日閲覧。
  18. ^ 江戸投網保存会 - 『ぶらり途中下車の旅』”. 公式ウェブサイト. 日本テレビ. 2019年7月5日閲覧。
  19. ^ 第15回お江戸投網まつり ─江戸情緒たっぷりの伝統文化「網打ち」にカンドー!”. 公式ウェブサイト. 江戸屋形船組合 (2016年). 2019年7月5日閲覧。
  20. ^ a b 川狩”. きごさい歳時記(公式ウェブサイト). NPO法人「きごさい」(季語と歳時記の会). 2019年6月28日閲覧。
  21. ^ 瀬干”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  22. ^ 川干”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。
  23. ^ 毒流し”. コトバンク. 2019年6月28日閲覧。


「投網」の続きの解説一覧

投網

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 14:28 UTC 版)

捕具」の記事における「投網」の解説

漁具の網を転用した物。人体および身につけた物体全体包み絡め行動力を奪うことに用いた海賊衆水軍対策など、海ないし湖沼河川近場にある地域でほんの時々使われた。

※この「投網」の解説は、「捕具」の解説の一部です。
「投網」を含む「捕具」の記事については、「捕具」の概要を参照ください。

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「投網」の例文・使い方・用例・文例

  • 投網{とあみ}
  • 投網を打つ
  • 投網打ちに行く
  • 投網を打ってをとる人
  • 投網を打つ船
  • 投網をすること
  • 投網という漁具
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