指向性爆薬
別名:傾向性爆薬、成形爆薬、成型炸薬
英語:shaped charge
爆発した際に発せられるエネルギーが特定方向に集中するよう設計された爆薬。
指向性爆薬は、兵器として軍用に使用される他、工事における爆破解体に用いられる場合もある。
2011年3月に東京電力福島第一原子力発電所で原発事故が発生し、原子炉への冷却水の注入が難航していた時期に、米国で組織された専門家グループが指向性爆薬による原子炉の局所的爆破を提唱していたと、中国新聞などが報じた。あけた穴から冷却水を注ぐことで冷却効率を向上させることを意図したもので、最終的には採用されなかった。
関連サイト:
格納容器に軍用爆薬で穴 福島事故で米長官アドバイザー提言 - 中国新聞 2012年3月16日
成型炸薬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 01:24 UTC 版)
成型炸薬(せいけいさくやく)は、爆薬の一種である。ダイナマイトなどの破裂する爆薬と異なり、モンロー/ノイマン効果を利用して超高速の金属噴流を特定方向に集中させて噴射する特徴がある。
- 1 成型炸薬とは
- 2 成型炸薬の概要
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