惜別とは? わかりやすく解説

せき‐べつ【惜別】

読み方:せきべつ

別れを惜しむこと。「—の情」


惜別

作者太宰治

収載図書太宰治全集 7
出版社筑摩書房
刊行年月1989.3
シリーズ名ちくま文庫

収載図書太宰治全集 7
出版社筑摩書房
刊行年月1990.6

収載図書太宰治全集 8 小説
出版社筑摩書房
刊行年月1998.11

収載図書惜別 改版
出版社新潮社
刊行年月2004.2
シリーズ名新潮文庫

収載図書大活字版 ザ・太宰治全小説全二冊 上巻
出版社第三書館
刊行年月2006.10


惜別

作者竹森仁之介

収載図書作家短編小説集 第5巻
出版社のべる出版
刊行年月2005.6


惜別

作者鳥越一朗

収載図書京都一千年の恋めぐり
出版社ユニプラン
刊行年月2005.11


惜別

作者山本映一

収載図書短編集 コスモスの花の咲く中で
出版社文芸社
刊行年月2007.9


惜別―峠の雪

作者近藤一

収載図書望郷果て平手造酒異聞
出版社碧天舎
刊行年月2005.10


惜別

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/28 01:36 UTC 版)

惜別』(せきべつ)は、太宰治小説


注釈

  1. ^ 2月3日に行われたという記述もある。作家の伊藤佐喜雄は2月3日に開かれた会について次のように書き記している。「日本文学報告会が『大東亜宣言』の小説化を企てたことがある。その説明会が行われるというので、定刻ごろ会場へいってみると、すでに大勢の作家たちが会場に詰めかけていたが、(中略) 窮屈そうに腰かけていた太宰治が、『伊藤君、ここが空いているよ』と、彼にはめずらしいくらいの大声で呼んで、手招きした。(中略) 結局、その日出席した五十人ほどの作家が、筋書を提出して、その中から五人が選ばれるということになった。私も筋書を提出したが、選ばれなかった。太宰は選ばれて『惜別』という小説を書いた」[2]
  2. ^ 依嘱作家の内訳は以下のとおり。第1部(小説)は大江賢次高見順、太宰治、豊田三郎北町一郎大下宇陀児の6名。第2部(戯曲)は関口次郎、中野実八木隆一郎久保田万太郎森本薫の5名[4]
  3. ^ 国策小説として執筆されたものであるが、本書のあとがきで太宰はこう書き記している。「最後に、どうしても附け加へさせていただきたいのは、この仕事はあくまでも太宰といふ日本の一作家の責任に於いて、自由に書きしたためられたもので、情報局も報國會も、私の執筆を拘束するやうなややこしい注意など一言もおつしやらなかつたといふ一事である。しかも、私がこれを書き上げて、お役所に提出して、それがそのまま、一字半句の訂正も無く通過した」

出典

  1. ^ 『太宰治全集 8』筑摩書房、1998年11月24日、445-446頁。解題(関井光男)より。
  2. ^ 伊藤佐喜雄 『日本浪漫派(潮選書63)』潮出版社、1971年4月25日。
  3. ^ 『太宰治全集 第7巻』筑摩書房、1990年6月27日、426頁、431頁。解題(山内祥史)より。
  4. ^ 『太宰治全集 第7巻』筑摩書房、1990年6月27日、432-433頁。解題(山内祥史)より。
  5. ^ 津島美知子「「惜別」と仙台行」『回想の太宰治』講談社講談社文芸文庫 ; つH1〉、2008年3月、250頁。ISBN 9784062900072 
  6. ^ 太宰, 治『惜別』新潮文庫、1973-5-25、218-388頁。 


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