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思想検事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/05/24 14:01 UTC 版)
思想検事(しそうけんじ)は、思想犯罪をとりしまる検事である。
- ^ 『思想検事』(荻野富士夫、岩波新書、2000年9月) P31、P4
- ^ 『思想検事』(荻野富士夫) P43、P31~P32
- ^ 『思想検事』(荻野富士夫) P26、P21~P22
- ^ 1928年6月、治安維持法による取締体制の強化のため、緊急勅令の形で「国体」変革に対する処罰の厳罰化(死刑の導入)と結社の目的の為にする行為の処罰(目的遂行罪の導入)を中心として治安維持法が改正された。やがて国体概念を通じて、法の拡張解釈や恣意的な運用を正当化することとなり、常時警察監視の下にある思想犯保護法(1936年)などに見られるように、治安維持法の予定していた正式裁判を通じた刑罰の適用という建前から外れ、正式裁判の場面以外で運用されていくことが常態化した。こうした運用状況の下、結社取締りから、共産主義思想の放棄(転向)など思想取締りを促すことにポイントが置かれることとなり、1941年の大改正に結びついた (『歴代内閣・首相事典』(鳥海靖編、吉川弘文館、2009年12月20日) 奥平康弘「治安維持法」P232~P234 )。
- ^ 『思想検事』(荻野富士夫) P17~P18
- ^ 『思想検事』(荻野富士夫) P194、P201
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