忠別川とは? わかりやすく解説

忠別川

読み方:チュウベツガワ(chuubetsugawa)

所在 北海道

水系 石狩川水系

等級 1級


忠別川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/10 09:59 UTC 版)

忠別川
クリスタル橋から望む忠別川
(2022年3月、旭川市)
水系 一級水系 石狩川
種別 一級河川
延長 59.2 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 1,062.6 km²
水源 忠別岳美瑛町
水源の標高 1,670 m
河口・合流先 石狩川旭川市
流域 日本
北海道上川総合振興局管内
テンプレートを表示
ツインハープ橋から望む忠別川(2013年12月、旭川市)
忠別川の夕焼け
JR富良野線・忠別川橋梁傍の河川標識。河川愛護月間に因み、JR北海道の駅名板に似せたデザインとなっている(2023年7月、旭川市)

忠別川(ちゅうべつがわ)は、北海道上川総合振興局管内を流れる一級河川石狩川水系の支流である。大雪山系を源とし上川盆地南部を流域とする。

アイヌ語チゥ・ペッ(ラテン文字表記: ciw-pet, 波・川、「波立つ川」の意)に由来するとされるが、他にもチュㇷ゚・ペッ(cup-pet, 日・川)やチュㇰ・ペッ(cuk-pet, 秋・川)[注釈 1]など複数の説が存在しており確定していない[1][2]。また、チュㇷ゚・ペッ(日・川)の意訳を経由して旭川の地名の由来になったとする説が存在する[3]

地理

北海道上川郡美瑛町東部の上川郡上川町との境界にある忠別岳の北西斜面に源を発し、白雲岳や旭岳から支流を集める。天人峡温泉から忠別ダムを経て上川盆地に入り、北海道旭川商業高等学校の南西側で美瑛川を合わせて間もなく、旭川市亀吉地区の西側で石狩川へ合流する。

上中流域には江卸・新忠別・志比内の各発電所がある。中下流域では遊水池が多く見られ、水田が広がっている。

流域の自治体

北海道
上川郡美瑛町東川町東神楽町旭川市

支流

  • ユウセツ沢川
  • 化雲沢川
  • 湧駒別川 - ピウケナイ川
  • 志比内川
  • ポン川
  • 美瑛川

橋梁

脚注

注釈

  1. ^ チュㇰ・チェㇷ゚・ペッ(cuk-cep-pet、秋・魚(=鮭)・川)の縮約と考えられている[1]

出典

  1. ^ a b アイヌ語地名表示板 チゥペツ/忠別川”. 旭川市教育委員会. 2015年4月16日閲覧。
  2. ^ 第15回 旭川市アイヌ語地名表記推進懇談会”. 旭川市博物館. 2015年4月16日閲覧。
  3. ^ 旭川市のあゆみ”. 旭川市. 2015年4月16日閲覧。





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「忠別川」の関連用語

忠別川のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



忠別川のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの忠別川 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS