実用日本語表現辞典 |
忌憚なく
「忌憚」とは遠慮や気兼ねをすること。否定を伴った「忌憚のない」「忌憚ない」「忌憚なく」などの形で用いられることが多い。言いにくい内容の意見・感想でも遠慮なく開陳するよう、相手に要請する際などに用いる。
「忌憚なく」の用例一覧
岸田國士 小劇場記念公演 「ハムレット」を観る (青空文庫)
く品のいいスペクタクルを与へることに成功してゐることだ。 忌憚なくいへば、現代においてシェイクスピイヤ劇の真の魅力は、これを劇場に求めることは困難になりつつある。欧洲諸国においてさへ然りである。例へば「ハムレット」のいはゆる「演劇価値」が再認識される前に、いは...
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岸田國士 新撰劇作叢書刊行について (青空文庫)
作家のより優れた作品が、あんまり世間の注目を惹かず、長く埋れてゐるといふ不合理を痛感し、更に忌憚なく云へば、かかる機運の到来を、誰よりも望み、若しくは誰よりも促進することに努力したといふ自負の念から、一に...
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水上瀧太郎 貝殼追放 「文明一周年の辭」を讀みて (青空文庫)
讀するは一に永井先生の文章あるが爲にして、忌憚なく云へば他の諸氏の文章の多くは余の最も好まざるところのものなり。或はこれらをさして不眞面目と呼ぶ事余も亦敢て辭せざるやもしれず、先生の御説の如く「人は時として不眞面目ならん事を欲して止まず、人相...
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