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映画情報

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必殺仕掛人

原題:
製作国:日本
製作年:1973
配給:松竹
スタッフ
監督:渡辺祐介 ワタナベユウスケ
製作:織田明 オダアキラ
原作:池波正太郎 イケナミショウタロウ
脚本:渡辺祐介 ワタナベユウスケ

安倍徹郎 アベテツ
撮影:小杉正雄 コスギマサオ
音楽:鏑木創 
美術:森田郷平 モリタキョウヘイ
編集:寺田昭光 テラダアキミツ
録音:中村寛 ナカムラヒロシ
スチール:長谷川宗平 ハセガワソウヘイ
助監督:白木慶二 シラキケイジ
照明:佐久間丈彦 サクマタケヒコ
キャスト(役名
田宮二郎 タミヤジロウ (藤枝梅安
高橋幸治 タカハシコウジ (西村左内)
山村聡 ヤマムラソウ (音羽屋右衛門
川地民夫 カワチタミオ (御座の孫八)
津坂匡章 ツサカマサアキ (岬の千
室田日出男 ムロタヒデオ (峯山又十郎)
森次晃嗣 モリツグコウジ (為吉)
三津田健 ミツダケン (聖天大五郎
浜田寅彦 ハマダトラヒコ (徳次郎
河村憲一郎 カワムラケンイチロウ (三の松の平十)
穂積隆信 ホヅミタカノブ (辻屋文吉)
青山宏 アオヤマヒロシ (下駄屋の金蔵
金井大 カナイダイ (の治兵衛
谷村昌彦 タニムラマサヒコ (銭湯職人
野際陽子 ノギワヨウコ (お吉
岩崎和子 イワサキカズコ (お美代
川崎あかね カワサキアカネ (お照)
秋谷陽子 アキタニヨウコ (お
金子亜子 カネコアコ (又十郎の妾)
解説
法に代って、庶民怨みを晴らす殺し代行者”仕掛人活躍を描く、池波正太郎原作同名テレビ・ドラマ映画化脚本安倍徹郎監督脚本執筆している「舞妓はんだよ 全員集合!!」の渡辺祐介撮影は「男じゃないか 闘志満々」の小杉正雄それぞれ担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
鍼医者藤枝梅安は、仕掛人元締音羽屋右衛門から前金二十五両と引換えに日本橋蝋燭問屋・辻屋文吉の後添いお照を殺した。お照は、盗っ人稼業駿府の音の娘で、音が乾分の徳次郎に殺された後は、孫八と組んで悪事重ねていた。その上老い先短い文吉をたぶらかし後妻入り込み辻屋の身代を狙っていた。文吉がお照の仕掛を依頼したのもそのためであった。翌日安は血の匂いを消すため、今では安の助っ人となっている徳次郎連れて甲州へ旅立った。二人の後を、安のお照殺し目撃していた孫八が尾けていた。その夜徳次郎裏切者として孫八に殺された。仕掛人西村左内は研師稼業としていたが、その喧嘩さばきを買われて、八丁堀同心峯山又十郎から町方同心になることをすすめられていた。ただし、与力組頭への手土産として三十両が必要だという。だが、それは又十郎の地位利用のユスリタカリだった。街はずれの私娼宿の女将お吉は、上野界隈縄張りとする香具師三の松の平十の妾だが、今では平十の乾分になっている孫八とも深い仲であった。やがて、病弱な平十は、度々難癖つけてユスっていた又十郎の殺し音羽屋依頼して息を引き取った。平十の弟分聖天大五郎あらためて又十郎殺しと、そしてお吉の仕掛を依頼した。音羽屋は、又十郎を左内に、お吉の仕掛を安に命じた。左内の大刀一閃した。又十郎は愛妾絶叫聞きながら死んでいった。一方安は、お吉と孫八が情欲の後、熟睡している時を狙って殺した。平十の遺児・為吉は、お吉、孫八、又十郎と邪魔者が亡くなって平十の縄張りを継いだ。ところが、大五郎かねてから計画通りに、為吉を殺し縄張り手中にした。だが、大五郎利用されたと知った音羽屋は、大五郎を許さなかった。音羽屋白扇の柄からスッと抜かれた細い刃が一閃した。数日後音羽屋安、左内が酒を交わしていた。そして、安が淋しそうに言った。「あのお吉の目が、おふくろの目にそっくりだったんですよ。


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必殺仕掛人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/11 14:03 UTC 版)

必殺シリーズ > 必殺仕掛人
仕掛人・藤枝梅安 > 必殺仕掛人
必殺仕掛人
ジャンル 時代劇
放送国 日本の旗 日本
制作局 朝日放送松竹
監督 深作欣二
三隅研次
松本明 ほか
原作 池波正太郎仕掛人・藤枝梅安』より
脚本 池上金男
國弘威雄
安倍徹郎 ほか
プロデューサー 山内久司・仲川利久(朝日放送)
櫻井洋三(松竹
出演者 林与一
緒形拳
山村聰
中村玉緒
津坂匡章
野川由美子ほか
ナレーター・睦五郎
オープニング 作曲:平尾昌晃「仕掛けて仕損じなし」
エンディング 山下雄三「荒野の果てに」
第1話 - 5話
放送時間 土曜22:00 - 22:56(56分)
放送期間 1972年9月2日 - 9月30日
第6話 - 最終回
放送時間 土曜22:00 - 22:55(55分)
放送期間 1972年10月7日 - 1973年4月14日
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必殺仕掛人』(ひっさつしかけにん)は、朝日放送(ABC)と松竹の共同制作により1972年9月2日から1973年4月14日にかけて、毎週土曜日にTBS系列(現在とネットワーク編成が異なる)で放映された時代劇。全33話。

人足口入稼業の音羽屋半右衛門を元締に、浪人剣客の西村左内、針医者の藤枝梅安の仕掛人(殺し屋)チームが金をもらい、人でなしどもを抹殺していく。

目次

概要

必殺シリーズの第1作目である。

本作は『仕掛人・藤枝梅安』とその基になった短編「殺しの掟」(短編集『殺しの掟』に収録)を原作としている。『仕掛人・藤枝梅安』は当時連載が始まったばかりで、テレビ放送と平行して原作が書かれるという一種のメディアミックスの様相を呈していた。そのため、彦次郎や小杉十五郎が登場しないなど、実際の『仕掛人・藤枝梅安』とは異なる部分も多い。むしろ『殺しの掟』の登場人物である西村左内・音羽屋半右衛門・岬の千蔵に藤枝梅安が加わった形になっている。逆に音羽屋半右衛門が、本作の人気を受けて後に『仕掛人・藤枝梅安』でレギュラー化するということも起こった。

本作は、当時人気時代劇であった『木枯し紋次郎』に対抗すると同時に、新しい時代劇を作るというコンセプトの下に作られており、金をもらって人を殺す者達を主人公とする、当時としては異例な作品であった。これらの取り組みは功を奏して視聴者に受け入れられ、以後必殺シリーズとして長く続くこととなる。

以後のシリーズ作品は3作目の『助け人走る』を除いて完全なテレビオリジナル作品であるが、その登場人物や殺し技は、西村佐内や藤枝梅安など、本作の登場人物の色を受け継いでいる。

製作背景

当時、時代劇フジテレビの『木枯し紋次郎』が躍進しており、朝日放送はその対抗策として池波正太郎作品を原作とした番組企画を立てる。これは池波の短編『殺しの掟』『おんなごろし』を基に「闇の殺し屋たち」を主役にした時代劇ドラマであった。当時のテレビ時代劇では勧善懲悪が基本であり、金をもらって人を殺す側が主人公というのは異例であった。チーフプロデューサー山内久司の回想によれば、交渉のため、この企画を池波に話した際、「あんた、よくあんなものをテレビで流そうなんて考えたな」とあきれたように言われたという[要出典]。また、原作自体もこの時点ではパイロット版に近い状態であり、作品としての『仕掛人・藤枝梅安』は確固としたものでは無かった。このため、原作は『仕掛人・藤枝梅安』としつつも、登場人物は『殺しの掟』がベースとなっており、その登場人物である西村左内、音羽屋半右衛門、岬の千蔵に、連載を始めたばかりの原作から主人公の藤枝梅安を加えた構成となっている。以上の事由により、『必殺仕掛人』に限り、西村左内が主人公として扱われた。

企画段階では、当時の時代劇製作を主導していた東映と、ほとんど時代劇製作の経験が皆無であった松竹に企画書を送り、コンペを開いた。実際、プレゼンテーションも、手馴れていた東映に対し、松竹はテレビ部の1人しか来ないという状態であったが、山内は新しい時代劇を作るというコンセプトの下、松竹を選んだという。実際にコンペ前日に山内と松竹のスタッフで話し合い談合を行なっていた。[1]

キャスティングでは、山内がホームドラマの要素を入れたいと考えており当時ホームドラマで活躍していた人物が検討された。藤枝梅安には新国劇で活躍した緒形拳が起用され、音羽屋半右衛門には、当時のホームドラマで父親役を数多く演じ、人気の高かった山村聰を迎えた。しかし、西村左内は当初予定していた竹脇無我が断ったために、剣劇俳優であった林与一が選ばれた。これら草案(竹脇・緒形・山村)は、コンペの前から山内と松竹で既に決められていた。

この後、第1話の完成後に当時の関東地区ネット局であったTBSが放送反対を表明するなどの問題に見舞われたが、1972年9月2日、無事放送開始にこぎつけた。

周りの予想に反し、革新的なコンセプトの『必殺仕掛人』は大きな支持を得て、高視聴率を叩き出した。特に当時のTBS系列は、『8時だョ!全員集合』を代表として土曜のゴールデンタイムが非常に強く、土曜22時の本作は、それをさらに確固なものとする。また、対抗相手であった『木枯し紋次郎』にも視聴率で勝り、マスコミは「必殺に殺られた紋次郎」と書きたてた[要出典]。当初2クルー予定であった本作は、2カ月延長されて最終回を迎え、以後必殺シリーズとして、長く続くこととなる。

放送終了後には、映画が3作作られており、特に2作目の『必殺仕掛人 梅安蟻地獄』以降は小杉十五郎が登場し、林与一が演じている(詳しくは映画版を参照)。




  1. ^ 『必殺を斬る~必殺シリーズをめぐる13の物語~』
  2. ^ 1975年3月まではJNNには番販で加盟していた。
  3. ^ 但し、鳥取県ではBSSやABCなどと通じて第1話から視聴可能だった。
  4. ^ 香川県では周辺局で視聴可能だった。


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