三省堂 大辞林 |
こころのほか 【心の外】
「世を御―にまつりごちなし給ふ人々のあるに/源氏(須磨)」
(2)予想外のこと。思いのほか。
「―の仕合せめぐりて/浮世草子・織留 4」
(3)心に留めないこと。気にかけないこと。
「今はただ―に聞くものを/新古今(恋四)」
「心の外」の用例一覧
三木清 認識論 (青空文庫)
今日不評判なものはないであらう。誰も自分の考へ方が模寫説であるといはれることを極端に恐れてゐる。模寫説といはれてゐるのは、我々の表象と實在との一致をもつて眞理と考へる思想である。心の外にある物が心の中に映じ、この...
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太宰治 おしゃれ童子 (青空文庫)
が ) に孤独 寂寥 ( せきりょう ) の感に堪えかね、泣きべそかいてしまいました。お洒落ではあっても、心は弱い少年だったのです。とうとうその苦心の外套をも廃止して、中学時代からのボロボロのマントを、頭か...
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清水紫琴 葛のうら葉 (青空文庫)
えたれば、いでや再びもとの我にかえりて、きのふけふ知りそめつるつくりぬし、かつは亡き 父母君 ( ふたおや ) の、声なき仰せに随ひて、あはれ世に生まれ出し甲斐ある身ともならばやと、心のみは弓張月の、張る...
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