御史台とは? わかりやすく解説

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ぎょし‐だい【御史台】

読み方:ぎょしだい

中国の、御史大夫長官とした官吏監察官庁。官僚弾劾取り扱った後漢成立し宋代まで続き明・清では都察院よばれた

弾正台(だんじょうだい)の唐名


御史台

読み方:ギョシダイ(gyoshidai)

古代官職弾正台別称


御史台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/08 15:40 UTC 版)

御史台(ぎょしだい)は、中国歴史上の官署の一つである。の時代にあっては、御史が監察事務の任にあたった。御史の執務する役所を御史府といい、蘭台・憲台とも称した。南朝梁北魏東魏西魏北斉の時代に御史台と称された。五代及びの歴代の王朝においても設置された。御史台は中央政府の行政の監察機関であり、また中央司法機関の一つであって、百官の糾察、弾劾、綱紀の粛正にあたった。




  1. ^ 羅大経『鶴林玉露』(1983年、北京、中華書局)ISBN 7-101-01767-3


「御史台」の続きの解説一覧

御史台

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 04:14 UTC 版)

彩雲国物語の登場人物」の記事における「御史台」の解説

皇毅(き こうき) 声:成田剣 御史大夫長官)。灰色に近い目と薄い唇を持つ。無表情でめったに顔を動かさない公正さから御史台の腐敗防いでいると評される一方手段選ばず時には犯罪も見逃す葵家独自の奏法身に付けており、龍笛を得意とするお茶は濃い方が好みのようだ葵家唯一の生き残り一族無理心中を図る中を逃げ出し、父に背中斬りつけられたところを旺季に救出される。晏、悠舜とは幼なじみ資蔭制朝廷入った。悠舜達より年上30代後半で、官吏経験長い。旺季を慕い彼の為に官吏居続けている。旺季の元、貧乏生活をしていた経験で金にがめつい秀麗に冷たいことを言っているが気にかけてもいる。牢へ来俊臣起こし行ったところ、俊臣を探し来ていた秀麗居合わせ、彼女に亡くなった勘違いされ泣かれた。俊臣曰く、皇毅が死んだ思って泣いてくれる部下少ない。しかも屍人キョンシーになって彷徨っているとさらに勘違いされ縋りつかれ、その光景見た清雅には大笑いされた。 今後王政為に紅藍両家締めるべきと考え司馬迅と紅黎深取っ掛かり朝廷での両家影響力削ぐことを目論む立て続けに起こる天災追い詰められたのか、『蒼き』では自らの立場放って碧州州牧志願しようとし、『紫闇』では辞意固めていると語られるも、結局辞めなかった。上治14年山家の変を受け、景柚梨にもう1人宰相として取り立てられた。短編冬の華」では死去している。 陸 清雅りく せいが) 声:森久保祥太郎 監察御史秀麗好敵手御史台長官の秘蔵っ子官吏殺し呼ばれている。上治1年17歳。一重瞼、薄い唇を持つ。他を蹴落とすためならどんなことでもする。14歳時に資蔭制入朝冗官解雇騒ぎの際、上司の命で謹慎代わりに冗官になったフリをしていた。 最初は穏やかそうに装って協力していたが、贋作贋金事件や塩事件秀麗の手柄を奪う。事件下手な介入をする秀麗が邪魔で贋作贋金一本の糸で繋がる塩の事件退官追いやろうとしたが、前々から不審抱いていた蘇芳阻止される。元から冗官中にいると浮いていた上に、秀麗が「タンタン」としか呼んでいなかった頃に「蘇芳さん」と呼んだことで蘇芳疑惑拍車を掛けた。 御史監察基本的に覆面原則だが、やりようが派手で御史台内部でも噂になっている。その噂は蘇芳耳に入るほど。自分如何に派手にやっているかを自覚していないため、蘇芳自分正体気づいていたと知った時にはそんな馬鹿な」と愕然としていた。 人に甘く物事全力投球する秀麗違い冷酷に観察して5割の力で要領よく事を片付けようとする。多くの面で秀麗対照であり、秀麗の「好敵手もしくは天敵」になるといわれている。秀麗によくちょっかいを出し日々舌戦繰り広げているが、仕事で手を組めば相性は最高である。 彼の出身である陸家は旧紫門四家で、一度没落した跡取り嵌め銀の腕輪をしている。好みの女性は「女々しくないヤツ」だが、何らかの理由から女性一般に不信感抱いている。髪結いが得意。蘇芳からは「セーガ」と呼ばれる短編冬の華」では御史大夫になっている。絳攸が劉輝の面会謝絶したことで後宮監察に入るが、その結果追い落とす気をなくした 蘇芳(しん すおう) 声:勝杏里 監察御史下級貴族の家のお坊ちゃんだった。あだ名タンタン身に付けていた金色露天商装った清雅売りつけた「たんたん」)から静蘭命名。父・淵西の命令で、秀麗結婚する気もないのに求婚する。 元々は中書省にいたが、口を開くたび上司機嫌を損ねる言葉出てくるため、官位下ろされ挙句地方飛ばされてしまい、やる気のない性格になった異動で御史台に籍を置くものの、秀麗と会うまでろくに働かず家でゴロゴロしていた。秀麗鼻の低さが気になるのか、やたらと秀麗の鼻をつまんだり、ピンとはじいたりしている。 贋作贋金事件に父が関与したために父と一緒に捕まるが、秀麗保釈金肩代わりしたおかげで釈放される。しかし事件影響冗官降格秀麗と共に職を探す事となる。獄中父親ところに毎日通って差し入れをしていた。同じ放蕩をしても何とも思わない者が多い中、自分自堕落ぶりを冷静に把握しており、静蘭曰く貴族なのに人として正常な感性持っている」。 何も取り得がないが勘の良さ分析力優れている。その勘は、贋作贋金事件利用して秀麗葬り去ろうとする清雅企み気付くほどに鋭い。皇毅に秀麗拾ってくれるように頼みこんでいた。 ポンポン遠慮の無い言葉を口にするが、人が必死に隠している本質でも簡単に見抜ける。本人自覚なし。また、特に悪意はないが思った事をポロポロ口に出す性格でもある。このため静蘭燕青以外で珍しく外面抜きの本来の性格接してしまう相手。 だがそこにはいつも根拠があり、実際に中書省時代彼に諫言された官吏多くがその直後失脚している。人にとっての「最後一線」の見極めができる稀有観察力持ち主であり、いつも一言核心ど真ん中を射抜く。楊修見出され、黎深と絳攸からも「補佐の才」があると認められるこうした能力から秀麗甘さを補うため御史台に再び拾われ裏行として彼女を補佐する。しかし自分静蘭燕青違って秀麗のために何もかも捨てられる人間でないことを認識してもいる。 『白虹』にて御史昇格し両親と共に地方監察の旅に出、飛蝗動向調べていた。『紫闇』にて劉輝からの依頼で文仲を救出する。『骸骨』では旺季を軽視する朝廷怒り抱き、それが名御史になる原動力となった後年、軍をほとんど使うことなく数々冤罪晴らし凄腕監察御史として史実名を残すことになる。また「自分人生は、紅秀麗のせいで波乱万丈になった」が口癖だったとも伝えられる紅 秀麗 詳細紅秀麗の項目を参照浪 燕青 詳細浪 燕青の項目を参照

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御史台(ぎょしだい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/18 17:24 UTC 版)

彩雲国物語の用語」の記事における「御史台(ぎょしだい)」の解説

御史大夫長官):旺季(『はじまり』の1年以上前に侍中昇格)、皇毅、陸清雅(「冬の華」)。次官空位

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「御史台(ぎょしだい)」を含む「彩雲国物語の用語」の記事については、「彩雲国物語の用語」の概要を参照ください。

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