弖爾乎波

実用日本語表現辞典

てにをは

別表記：テニオハ、弖爾乎波

「てにをは」は、「日本語の助詞」のことであり、転じて「日本語の文章表現の整合性」あるいは「日本語の文章能力そのもの」の意味で用いられる表現である。たとえば、文法的に不整合な文章を「てにをはが合わない」といったり、表現が不正確にならないよう意識することを「てにをはに気をつける」といったりする。

（2011年4月15日更新）

デジタル大辞泉

て‐に‐お‐は【^×弖^×爾^×乎波／天^×爾^▽遠波】

読み方：てにおは

⇒てにをは

て‐に‐を‐は【^×弖^×爾^×乎波／天^×爾^▽遠波】

読み方：てにをは

《ヲコト点の一種の博士家(はかせけ)点の四隅の点を、左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となるところから》

１ 漢文を訓読するときに補って読む、助詞・助動詞、用言の語尾、接尾語などの総称。また、主として、助詞・助動詞。てには。

２ 特に、助詞のこと。大槻文彦の用語。てには。

３ 助詞・助動詞の使い方。言葉の用法。また、話のつじつま。てには。「この文章は—がおかしい」

難読語辞典

弖爾乎波

読み方：テニヲハ（ｔｅｎｉｗｏｈａ）

助詞・助動詞・接尾語に用言の語尾を含めた総称

歴史民俗用語辞典

弖爾乎波

読み方：テニオハ（ｔｅｎｉｏｈａ）

「てにをは」とその用法。

別名 天爾遠波