序の舞とは?

じょの まい -まひ [0] [1] [2] 【序の舞】

能楽の舞の一。ゆったりとして品位のある典雅な舞で,主として麗人れいじん老木の精などが舞う。笛の主旋律大鼓小鼓ではやす大小序の舞と,大鼓小鼓および太鼓ではやす太鼓序の舞とがある。
下座音楽の一。御殿など貴人邸第場面で,人物出入り台詞(せりふ)の間に用いる,合方大鼓小鼓太鼓の静かな囃子(はやし)

序の舞〈上村松園筆/絹本著色〉

主名称: 序の舞〈上村松園筆/絹本著色
指定番号 1975
枝番 0
指定年月日 2000.06.27(平成12.06.27)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 絵画
ト書
員数 1幅
時代区分 昭和
年代
検索年代
解説文:  上村松園うえむらしょうえん】(一八五-一九四九年)は明治二十年京都府画学校入学し、鈴木松年塾に入り明治二十三年一六歳で第三回内勧業博覧会出品した「四季美人図」が一等褒状となるなど、早くから頭角現した。以後幸野楳嶺、さらに竹内栖鳳の許で研鑚を積んだが、生涯一貫して美人画を描き続けた。円山まるやま】・四条派しじょうは】を出発点しながら平安時代遡るやまと絵から浮世絵に至る古典をも研究し、伝統的日本画技法遵守しつつ、格調高い人物画創出に努めた。風俗取材してはいても、品格ある深い芸術性をもつた完成度の高い制作行い、独自の芸術開拓した。その作風線描主体厳格な形態計算された色彩美という特徴をもち、ときに新古典主義的とも称される。生前より評価は高く、昭和十六年帝国芸術院会員任命され、同十九年に帝室技芸員、同二十三年には女性として初め文化勲章受章している。
 松園作品は、能に題材求め系列母性主題とした作品の二系統中心をなし、前者では「焔」(大正七年)、「序の舞」(昭和十一年)、「草紙洗小町そうしあらいこまち】」(同十二年)、「砧【きぬた】」(同十三年)があり、後者には「母子」「青眉【せいび】」(ともに昭和九年)、「夕暮」(同十六年)、「晩秋」(同十八年)等が挙げられ、いずれも松園代表作といえる。「序の舞」は文部省招待展に出品され、完成度格調ともに優れて世評高く、政府買い上げとなった作品で、現代令嬢謡曲を舞う姿を描いている。他の謡曲ものと異なり特定の文学的主題沿うではなく同時代風俗をもって古格有する作品を描いた点に、「一点卑俗なところもなく、清澄な感じのする香高い珠玉のような絵こそ私の念願」(『青眉抄』)とした、松園作品特質典型的現れているといえよう作者自身が「優美なうちにも毅然として犯しがたい女性気品をかいた」(同前)と自負しているように、松園芸術を代表するといってよい。画面右下方に「松園」の署名と「松園女史」の朱文方印が捺されている。

序の舞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/11 06:02 UTC 版)

序の舞







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