みきなしサバルやし (幹無しサバル椰子)
●アメリカの東南部から中南部、ノースカロライナ州からテキサス州東部に分布しています。湿った林内や渓谷、低地の河岸段丘などに生え、高さは2~3メートルになります。幹は地中にあり、地上に伸びることはほとんどありません。葉は直径0.3~1.5メートルの掌状複葉で、滑らかで長い葉柄がつきます。夏に長い花茎を伸ばし、円錐花序に白色の花を咲かせます。果実は直径1センチほどの液果で、黒色に熟します。
●ヤシ科サバル属の常緑低木で、学名は Sabal minor(syn. S.adansonii)。英名は Dwarf palmetto, Bush palmetto。
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