平沼用水とは? わかりやすく解説

平沼用水

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 09:18 UTC 版)

平沼落川」の記事における「平沼用水」の解説

平沼用水(ひらぬまようすい)とは明治期記録である武藏國郡村誌第十二巻142項)に「平沼堀」として記述されている水路である。かつて、現在のピースロード付近二条水路分水していた。本流そのまま大きな弧を描くように平沼東方流下し、支流分流地点より南南西流れ埼玉県道153号幸手久喜線横断後(現在の青葉公園北東部所在する入口付近に横断)、流路南東変え平沼悪水方面流下していた。この支流平沼土地区画整理事業青毛特定土地区画整理事業にて流路多少移動されつつ、青毛小学校より久喜東中学校南東までの区間における、後の平沼落川本流になる。平沼用水の本流支流分流後、大きな弧を描きながら大字青毛中村北側)と大字青毛平沼南側)の境界のやや字平沼側を東南方へ流下し、埼玉県道153号幸手久喜線横断大字栗原谷足方面流下していた。その後大字吉羽字一番方集落西方沿うように南流・南西へと弧を描きながら流下し、大字吉羽平沼現在のけやき通り市道平沼和戸線)、吉羽大橋付近)にて青毛堀川へと流下終点となっていた。本流埼玉県道153号幸手久喜線横断する付近流路においては平沼土地区画整理事業が行われた後、青葉側では平沼悪水区画整理事業後の流路へと平沼用水の流末付け替えた。その後青毛特定土地区画整理事業によって青毛側の流路埋め立てられ本流はかつての平沼用水の支流区画整理事業後の流路へと付け替えられた。このように後から青毛側の区画整理事業が行われたため、久喜東中学校東側流路が残ることとなった現在の青葉5丁目より、けやき通り挟み反対側(東側)をけやき通り並行して南へ流下し、吉羽大橋東側にて青毛堀川へと至る流路存在するが、これは平沼用水の残存流路一つである。現在この区間では水源がないこともあり用水路としてではなくもっぱら排水路として利用されている。平沼用水の東方沿うように、大字青毛中村より大字吉羽青毛堀川橋梁江口」まで古道存在していた。現在、青毛地内では土地区画整理事業のため一部のみ現存栗原地内では土地区画整理事業のため栗原2丁目地内にて一部現存栗原1丁目以南からは全線現存している。

※この「平沼用水」の解説は、「平沼落川」の解説の一部です。
「平沼用水」を含む「平沼落川」の記事については、「平沼落川」の概要を参照ください。

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