帯方郡とは?

辞典・百科事典の検索サービス - Weblio辞書

初めての方へ

参加元一覧


用語解説|基本情報|動画|本・雑誌|文献|商品|全文検索

三省堂 大辞林

三省堂三省堂

たいほうぐん たいはう― 【帯方郡】

朝鮮半島中部西岸に、後漢末から313年まで約110年間置かれた中国の郡名。楽浪郡併有していた遼東太守公孫度の子公孫康が郡の南部分割して設置邪馬台国女王卑弥呼との通交で知られる。


歴史民俗用語辞典

日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社

帯方郡

読み方:タイホウグン(taihougun)

朝鮮半島西岸中央部に設立された中国の郡名。



ウィキペディア

ウィキペディアウィキペディア

帯方郡

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/05 17:56 UTC 版)

3世紀の朝鮮半島

帯方郡(たいほうぐん)は、204年から313年の109年間、古代中国によって朝鮮半島の中西部に置かれた軍事・政治・経済の地方拠点(植民地との見方も存在する[1][2][3][4][5])。楽浪郡の南半を裂いた数県(代では7県〈『晋書地理志』〉)と、東の、南の、南端の(半島南端)がこれに属す。後漢から西晋の時代にかけ、郡の経営や羈縻支配を通じて韓・倭という東夷地域へ中国の文化や技術を持ち込んだほか、直轄となった魏朝以降には華北の中国文化の窓口としても重要な役割を果たした。郡の長が太守であり、その配下の官吏と軍団の在する郡役所が郡治である。帯方郡治は、楽浪郡治(平壌)の南方にあったことは確かだが、詳しい位置については諸説ある(後述)。




  1. ^ 武光誠は、「魏志倭人伝は、朝鮮半島にあったの植民地、帯方郡から邪馬台国にいたる道筋を詳しく記している」と述べている(武光誠「古代史最大の謎邪馬台国の21世紀的課題」『月刊現代』2008年6月号 87頁)。
  2. ^ 鳥越憲三郎は、「前漢武帝が元封三年に朝鮮半島の北部を植民地として楽浪・臨屯・玄菟・真番の四郡を設置」と記している(『人物』 中西進王勇編、大修館書店〈日中文化交流史叢書 第10巻〉、1996年10月。ISBN 4-469-13050-8)。
  3. ^ 渡辺延志朝日新聞記者は、「楽浪郡は前漢が前108年に設置した植民地(渡辺延志 (2009年3月19日). “紀元前1世紀の楽浪郡木簡発見”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200903190125.html 2011年6月1日閲覧。 )」「中国の前漢が朝鮮半島に置いた植民地・楽浪郡(渡辺延志 (2010年5月29日). “最古級の論語、北朝鮮から 古代墓から出土の竹簡に記述(1/2ページ)”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201005280277.html 2011年6月1日閲覧。 )」「漢字が植民地経営のために、朝鮮半島にまで広がっていた(渡辺延志 (2010年5月29日). “最古級の論語、北朝鮮から 古代墓から出土の竹簡に記述(2/2ページ)”. 朝日新聞. http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201005280277_01.html 2011年6月1日閲覧。 )」と説明している。
  4. ^ 別冊宝島は、「ソウル周辺や江原道、さらに北の北朝鮮は中国の植民地で楽浪郡といった」と記している(『あなたが知らない韓国!100のトリビア』 別冊宝島編集部編、宝島社〈別冊宝島 1726 Nonfiction〉、2011年3月。ISBN 978-4-7966-8096-7)。
  5. ^ 桜井誠は「漢の武帝によって真番・臨屯・玄菟・楽浪の漢四郡が設置されるなど、中華帝国の千年属国」「中国・前漢の武帝が衛氏朝鮮を滅ぼし、朝鮮半島に設置した四つの郡県(中国の行政単位)。三国時代に至るまで、代々中華帝国の支配を受けていた」「中国前漢武帝の時代に衛氏朝鮮は滅ぼされ、その地に楽浪郡をはじめ真番郡、臨屯郡、玄菟郡のいわゆる漢四郡が設置されており、侵略を跳ね返したどころか漢帝国の一地方となっていた」と説明している(桜井誠 『嫌韓流反日妄言撃退マニュアル 実践ハンドブック』 晋遊舎〈晋遊舎ムック〉、2006年2月。ISBN 4-88380-502-6)。
  6. ^ 『晋書』地理志上
  7. ^三国志』魏書東夷伝韓条
  8. ^ 『三国志』魏書東夷伝韓条


「帯方郡」の続きの解説一覧




固有名詞の分類



帯方郡に関連した本

帯方郡に関係した商品


帯方郡のページへのリンク
「帯方郡」の関連用語
帯方郡のお隣キーワード
モバイル
モバイル版のWeblioは、下記のURLからアクセスしてください。
http://m.weblio.jp/
» モバイルで「帯方郡」を見る
_ _   


帯方郡のページの著作権
Weblio 辞書情報提供元は参加元一覧にて確認できます。

  
三省堂三省堂
Copyright (C) 2001-2012 Sanseido Co.,Ltd. All rights reserved.
株式会社 三省堂三省堂 Web Dictionary
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの帯方郡 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2012 Weblio RSS