巫女の予言
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「巫女の予言」(みこのよげん、古ノルド語: Vǫluspá、Vǫlspá[1]、Vǫlospá[2]、ヴォルスパー、アイスランド語: Völuspá、ヴェルスパー[3])とは、『古エッダ』の最初に置かれているエッダ詩の中でも最もよく知られる詩。
- ^ テリー・グンネル(伊藤盡訳)「エッダ詩」(青土社『ユリイカ』2007年10月号(第39巻第12号)pp. 121–137)p. 123、ピーター・オートン(伊藤盡訳)「異郷神話と宗教」(同雑誌、pp. 145–162)pp. 151, 161 の表記であるが、原文(Rory McTurk 編 (2005), A Companion to Old Norse-Icelandic Literature and Culture 所収の各論文、pp. 84, 308, 318)ではすべて Vǫluspá であり、訳者の勘違いである。
- ^ 下宮、金子『古アイスランド語入門』p. 93 の表記。
- ^ 米原まり子・一井知子訳、H・R・エリス・デイヴィッドソン『北欧神話』(青土社、1992年、ISBN 4-7917-5191-4)p. 191, 索引などの表記。
- ^ 菅原訳、ノルダル『巫女の予言』p.48 など。
- 1 巫女の予言とは
- 2 巫女の予言の概要
- 3 日本語訳
- 4 脚注
巫女の予言
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巫女の予言
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この地名は『巫女の予言』に言及されている。 Stóð fyr norðaná Niðavöllumsalr ór gulliSindra ættar 北に立ちてあるものそうニザヴェッリルの北にそれは黄金の館でありシンドリの一族のものであった シンドリとは有名なドヴェルグの一人である。このニザヴェッリルという地名は、後段に登場する地下世界の山ニザフョッルと関わりがあるのかもしれない。ニザヴェッリルはしばしば、北欧神話の世界観である「九つの世界」の一つに数えられる。そうだとすると、スノッリの『エッダ』に言及されるスヴァルトアールヴヘイムと同一のものなのかもしれない。なぜならば、少なくない学者たちが、スヴァルトアールヴという名称は、スノッリただ一人が用いていた、ドヴェルグの同義語ではないかと考えているからである。
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