川崎競輪場とは?

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川崎競輪場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/11/04 11:29 UTC 版)

川崎競輪場バックスタンドを望む(アーバンナイトレース)

川崎競輪場(かわさきけいりんじょう)は、神奈川県川崎市川崎区にある競輪場。主な主催は川崎市。実施は日本自転車競技会本部競技部(旧・南関東自転車競技会)。電話投票での競輪場コードは34#。実況は東京電設工業の西山栄一が主に担当している。

目次

概要

川崎競輪場は1949年4月に開設された。毎年4月に記念競輪 (GIII) の「桜花賞」が開催されており、一時期は特別競輪に近い開催として扱われたほど威厳ある記念競輪の一つである。(2010年以降は時期移動で7月に開催される予定。)なお2003年からは南関東自転車競技会副会長を務めた海老澤清文の功績を称え「桜花賞・海老澤清杯」として開催されている(2002年まで桜花賞典の名称で行われていた)。また現役時代は生涯先行一本として特別競輪を数多く制した地元出身の高原永伍を称え「高原永伍杯」も開催されている。

1999年6月4日からは薄暮競走「サマータイム競輪」が実施され、2001年7月10日からはナイター競走「アーバンナイトレース」に移行し実施され、2010年4月以降は記念競輪及び特別競輪を除き通年ナイターで開催される予定。また2004年7月からA級ツイントーナメントで前半戦「ファーストステージ」・後半戦「セカンドステージ」を実施していたが、2005年6月20日をもって終了した。

都心からも近い事に加え人口密集地域に立地する事から、入場者数日本一を誇る。だが有数規模の競輪場ながら敷地上は富士見公園内に所在していることから、都市公園法により選手関係の施設や観戦スタンドの改修に制限があったためGII以上のグレードレースを開催することが難しかったが、2005年8月に40年ぶりにGIIのサマーナイトフェスティバルが開催され、その後2009年7月にもサマーナイトフェスティバルが開催された。

近年まで中央競馬などと同様に最終競走の1つ前にメイン競走が実施されていたが、これは来場客の帰宅を分散させ近隣の歩道橋などが滞らないようにしていたもので、現在は他場同様にメイン競走は最終競走に実施している。

マスコットキャラクターはネコの「九ちゃん」だが、名前の由来は川崎区出身の坂本九と、競輪は9人戦が基本であることを掛けて命名された。

場内における飲食店の充実ぶりは静岡競輪場なみに評価が高く、場内店舗で販売される飲食物の種類は、価格設定も比較的廉価。

バンク特徴

一周400mの標準的なバンク。ややカント(傾斜)が大きいからかコーナーから捲りが決まりやすく、特に3~4コーナーからは選手が勢いをつけて最後の直線でよく伸びるので、後方にいてもチャンスはまだある。捲りが有利な展開が多いが最後の直線で後ろの選手数人に抜かれる「ズブズブ」を食らいやすく、自力型の選手には厳しいバンクと言えよう。

地理的に区内全域が平地であることから海からの風が届きやすく、その風向きはゴール前で追い風となるので、これがゴール前での伸びに影響している一因とも言えなく無い。

かつてのバンクはレムニスケート曲線のうえ直線部分が短く、さらにコーナーに差し掛かる部分のカーブが比較的急であったことから、選手からは「煎餅バンク」「四角いバンク」などと表現されていたが、後のバンク全面改修で曲線部分が大幅に改善された。

なお大型映像装置は2コーナー側に設置されており、バンク内側には陸上競技対応のミニトラックが敷設されている。

観戦スタンド

バンクを取り囲む様に観戦スタンドがあり、360度好きな所から観戦する事が出来る。ホームスタンド以外の建物がそれ程高く無いので圧迫感はなく開放的で風も吹いても渦巻く事は無い。

前出の通り、法令によりスタンドの改修には制限がかかり大変古い建物もある。特にコーナーにあるスタンドではベンチが斜めになっている等おおよそ快適とは言い難い。

そこで施設を所有する川崎市では法令の「建て直す事は許可がいる」を逆手に取り、「内装を変更する(つまりリフォーム)」で観戦設備のグレードアップを行っている。これによって旧発売窓口を利用したシアター指定席、短期間で建築物の新築とリフォームを二段階で行なったバック側特別観覧席、既存のホーム側特別観覧席にガラスをはめ込む工法で2006年4月に完成した新特別観覧席などを造営している。

アクセス

他場との関係

観客の取り合い防止と施設駐車場割り当てなどの関係上、近隣競輪場の花月園競輪場や公営競技の川崎競馬場との日程を調整しており、台風や降雪、その他不測の事態で延期になった場合を除いてこれらと同じ日に本場開催されることは無い。

暴動

  • 1968年4月11日 最終競走終了後、結果に不満を持つ観客の一部が暴徒化。投票所が焼き討ちされ、多くの負傷者や逮捕者が出た(笹田伸二の項目を参照)。

歴代記念競輪優勝者

優勝者 登録地
2002年 岡部芳幸 福島
2003年 小橋正義 新潟
2004年 池尻浩一 福岡
2005年 小野俊之 大分
2006年 新田康仁 静岡
2007年 山崎芳仁 福島
2008年 山崎芳仁 福島
2009年 村上義弘 京都
※1節4日間制開催となった、2002年4月以降の歴代記念競輪優勝者を列記。

関連項目

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