川島正次郎
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川島 正次郎(かわしま しょうじろう、1890年〈明治23年〉7月10日 - 1970年〈昭和45年〉11月9日)は日本の政治家。旧姓柳原。栄典は従二位勲一等旭日桐花大綬章。衆議院議員当選14回、自治庁長官、行政管理庁長官等を歴任した[1]。
注釈
- ^ 最晩年に、日米関係をめぐる提言「七〇年代日本外交の展開」1969年(昭和44年)の<第2回日米関係民間会議>より(『沖縄以後の日米関係』に所収、サイマル出版会、1970年《昭和45年》)、「太平洋新時代と日米関係 一九七〇年代を迎えて」(『現代日本の外交』の一章、鹿島出版会、1970年《昭和45年》)、「七〇年代の展望 <安保>もう十年続く」(『毎日新聞』シリーズインタビュー「政権」より、同社で1970年《昭和45年》)を残している。
- ^ 岸信介は弟の佐藤に4選目への不出馬を促し、福田への禅譲を提言した、福田もそれを期待していた。一方で福田は、佐藤政権延長には反対できない立場なのを(川島・田中は)見抜いていた。
- ^ 同じような立場で東京オリンピックへ政治的に干渉した河野一郎、大野伴睦、岸信介らと違い、川島には直系の遺族がおらず、自民党でも川島派の系譜が途絶えているため、人物描写に対して抗議される可能性が低かった。
- ^ 地元関係者による評伝に、小畑伸一『政界一寸先は闇 ある川島担当記者の手記』(黄帆社、1972年(昭和47年)2月)
- ^ 『続近世畸人伝』に紹介されている、滝野瓢水が、知人が遊女を身請けしようとしたのを諫めて詠んだとされる句「手に取るなやはり野に置け蓮華草」を引用したもの。
出典
- ^ a b c d e f g h i j 石井暉二 (1990-04-10). 光芒の人 千葉県人物事典②. ぎょうせい. pp. 66-117
- ^ a b "第2章 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて" (HTML). 平成27年版 障害者白書(全体版). 内閣府. 2019年11月24日閲覧。
- ^ 『第十六版 人事興信録 上』(昭和26年)の72頁には“千葉縣行徳町”出身とある。
- ^ a b “第064回国会 本会議 第1号”. 国会会議録検索システム. 国立国会図書館. 2019年2月1日閲覧。
- ^ “【安保改定の真実(8)完】岸信介の退陣 佐藤栄作との兄弟酒「ここで二人で死のう」 吉田茂と密かに決めた人事とは…”. 産経ニュース (2015年9月23日). 2019年1月17日閲覧。
- ^ “陽気な寝業師 川島正次郎(4)中間派率いて政局動かす”. 日本経済新聞 電子版 (2010年8月9日). 2019年1月17日閲覧。
- ^ 詰めかける自民首脳 川島氏死去 政財界に波紋『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月9日夕刊 3版 11面
- ^ 佐々淳行『私を通り過ぎた政治家達』文藝春秋、2014年、93-94頁。
- ^ a b c d 佐藤文生 (1978). はるかなる三里塚. 講談社. pp. 30-46
- ^ “第二東京空港は近郊に 川島首相代理が発言”. 朝日新聞: p. 14. (1962年11月17日)
- ^ 東京新聞千葉支局/大坪景章 編『ドキュメント成田空港』東京新聞出版局、1978年、18頁
- ^ a b 朝日新聞社朝日ジャーナル編集部『三里塚―反権力の最後の砦』三一新書(1970年)、19-27頁。
- ^ 藤田忠『交渉力の時代』PHP文庫、1984年
- ^ 友納武人 (1981). 疾風怒濤 県政二十年のあゆみ. 社会保険新報社. p. 201
- ^ 福田克彦『三里塚アンドソイル』平原社、2001年、74頁。
- ^ 東京新聞千葉支局/大坪景章 編『ドキュメント成田空港』東京新聞出版局、1978年、33頁。
- ^ 隅谷三喜男『成田の空と大地』岩波書店、1996年、13-14頁。
- ^ 成田空港問題シンポジウム記録集編集委員会『成田空港問題シンポジウム記録集 資料編』1995年、143頁。
- ^ 原口和久『成田空港365日』崙書房、2000年、205頁。
- ^ 石原慎太郎 『国家なる幻影〈上〉 わが政治への反回想』文春文庫、2001年。
- ^ 石井紘基『日本が自滅する日: 「官制経済体制」が国民のお金を食い尽くす!』PHP研究所、2002年。
- ^ 東京新聞千葉支局/大坪景章 編『ドキュメント成田空港』東京新聞出版局、1978年、19頁
- ^ 成田空港問題シンポジウム記録集編集委員会『成田空港問題シンポジウム記録集 資料編』1995年、19頁。
- ^ 川島氏に桐花大綬章『朝日新聞』1970年(昭和45年)11月10日朝刊 12版 22面
- 1 川島正次郎とは
- 2 川島正次郎の概要
- 3 死後
- 4 脚注
固有名詞の分類
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