岸見の石風呂
名称: | 岸見の石風呂 |
ふりがな: | きしみのいしぶろ |
種別: | 民俗知識に関して用いられるもの |
員数: | 1件 |
指定年月日: | 1958.04.18(昭和33.04.18) |
所有者: | 山口市 |
所有者住所: | 山口県山口市 |
管理団体名: | |
備考: | |
解説文: | 石風呂とは、石室の中で柴を燃やして石を焼き、医療の目的で蒸気浴あるいは熱気浴を行うための施設である。石室の構造には2つの様式がみられ、1つは石を積みあげた上に粘土を塗りこめ、内部の土間もたたきになっているもので、もう1つは石を積みあげただけで、土間も石だたみになっているものである。 我が国では一般に、前者は沿岸部に多くみられ、海水をかけた海藻を焼けた石室内に敷いて湯気をたてる方式で蒸気浴を行い、後者は山間部に多くみられ、専ら熱気浴を目的とするものである。 岸見の石風呂は、このうち後者である、山間部に多くみられる熱気浴をするための石風呂の典型例の一つであり、我が国の石風呂の利用を考える上で重要なものである。 |
重要有形民俗文化財のほかの用語一覧
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