いわ‐タバコ〔いは‐〕【岩タバコ】
いわたばこ(岩煙草)
●わが国の本州、福島県以南から九州にかけて分布しています。日陰の湿った岩壁や石垣に生え、根元から楕円状卵形の大きな葉をだします。葉には翼のある葉柄があります。6月から8月ごろ、花茎を伸ばして紅紫色の星形の花を咲かせます。葉は胃の薬になるそうです。名前は、葉が大きくて「タバコ」に似ていることから。
●イワタバコ科イワタバコ属の多年草で、学名は Conandronramondioides。英名はありません。
アルソビア: | アルソビア |
アロプレクツス: | アロプレクツス・カピタツス アロプレクツス・プルプレウス |
イワタバコ: | 岩煙草 |
エスキナンサス: | エスキナンサス エスキナンサス・オブコニクス エスキナンサス・ジャワニクス |
イワタバコ
(岩煙草 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 20:58 UTC 版)
イワタバコ(岩煙草、学名:Conandron ramondioides Siebold et Zucc.[1])は、イワタバコ科イワタバコ属に分類される多年草の1種[3]。日の当たらない湿った岩場などに生え、タバコに似た形の葉をつける。夏に葉の間から花茎を伸ばして、星形をした紅紫の花を下向きに咲かせる。
- ^ a b c d 邑田仁監修・米倉浩司著『日本維管束植物目録』北隆館、2012年、189頁。ISBN 978-4-8326-0970-9。
- ^ 大場秀章『植物分類表』アボック社、2010年、初版第2刷(訂正入)、200頁。ISBN 978-4-900358-61-4。
- ^ a b c 「植物雑学事典」イワタバコ 2011年4月2日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 田中孝治 1995, p. 65.
- ^ a b c d 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他 1999, p. 131.
- ^ a b c d e f g h i j k 主婦と生活社編 2007, p. 78.
- ^ 本山荻舟『飲食事典』平凡社、1958年12月25日、47頁。
- ^ a b c d e 大嶋敏昭監修 2002, p. 62.
- ^ 『日本維管束植物目録』のp.189では日本固有種としている。
- ^ a b 趣味の園芸 イワタバコ 2011年4月7日閲覧。
- ^ 「植物雑学事典」イワタバコでは通常 6 - 15 cmで、50 cmになることがあるとしている。
- 1 イワタバコとは
- 2 イワタバコの概要
- 3 脚注
「岩煙草」の例文・使い方・用例・文例
- 岩煙草という植物
岩煙草と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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