芭蕉関係人名集 |
山岸半残
本名は山岸十左衛門で、半残は俳号。伊賀上野の藤堂長貞(修理)(俳号橋木)の家臣で、伊賀蕉門の一人。芭蕉自筆の書簡が残っている。享保11年73歳で死去。ただし、半残は父も祖父も山岸十左衛門を名乗り、特に父十左衛門も芭蕉の伊賀門弟であったから、紛らわしく、書簡で十左衛門宛のものは誤りがあるかもしれない。
「冬庭や月もいとなる虫の吟」は半残興行の句会での吟。
「冬庭や月もいとなる虫の吟」は半残興行の句会での吟。
半残の代表作
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みゝづくは眠る處をさゝれけり(『猿蓑』)
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井のすゑに浅浅清し杜若(『猿蓑』)
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草むらや百合は中々はなの貌(『猿蓑』)
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粟稗と目出度なりぬはつ月よ(『猿蓑』)
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鮬釣比も有らし鱸つり(『猿蓑』)
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はつ蝶や骨なき身にも梅の花(『猿蓑』)
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蝶の來て一夜寝にけり葱のぎぼ(『猿蓑』)
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鼠共春の夜あれそ花靫(『猿蓑』)
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膳所米や早苗のたけに夕涼(『猿蓑』)
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涼しさや竹握り行藪づたひ(『續猿蓑』)
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