小鍛冶

デジタル大辞泉

こかじ〔こかぢ〕【小鍛冶】

読み方：こかじ

京都の刀工、三条小鍛冶宗近(むねちか)の通称。また、宗近およびその流れをくむ人たちが作った刀の称。→宗近

謡曲。五番目物。小鍛冶宗近が御剣奉納の勅を受け、稲荷明神の助けを借りて宝剣小狐丸(こぎつねまる)を打ち上げる。

を歌舞伎舞踊化したものの通称。長唄が多い。

難読語辞典

小鍛冶

読み方：コカジ（ｋｏｋａｊｉ）

刀鍛冶のこと

人形辞典

こかじ〔小鍛冶〕

刀を鍛える二人立の構図。
三条小鍛冶宗近が、伏見稲荷山の明神の神助で、名刀を鍛えあげたという能楽、あるいは舞踊の構図。

短編小説作品名辞典

小鍛冶

作者浅田次郎

収載図書沙高楼綺譚
出版社徳間書店
刊行年月2002.5

収載図書沙高樓綺譚
出版社徳間書店
刊行年月2005.11
シリーズ名徳間文庫

歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

小鍛冶

読み方：コカジ（ｋｏｋａｊｉ）

初演 天保3.9(江戸・市村座)

音曲 長唄

小鍛冶

読み方：コカジ（ｋｏｋａｊｉ）

初演 万治3.10(江戸・日向太夫座)

古典文学作品名辞典

小鍛冶

読み方：コカジ（ｋｏｋａｊｉ）

分野 謡曲

年代 成立年未詳

作者 作者未詳