小野俊太郎とは? わかりやすく解説

小野俊太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 17:20 UTC 版)

小野 俊太郎(おの しゅんたろう、1959年3月18日[1]- )は、日本の文芸評論家。

略歴

北海道生まれ[2]旧・東京都立大学卒業。成城大学大学院英文科博士後期課程単位取得退学。成蹊大学など非常勤講師。映画、ジェンダー論など多くの著作がある。 現代社会における人文学(ヒューマニティーズ)的想像力の重要性を、著書などを通じて論考している[3]

著書

  • ピグマリオン・コンプレックス プリティ・ウーマンの系譜』ありな書房 1997/改訂版・小鳥遊書房 2020
  • 『レポート・卒論の攻略ガイドブック 英米文学編』松柏社 1999
  • 『<男らしさ>の神話 変貌する「ハードボイルド」』講談社選書メチエ 1999
  • 『社会が惚れた男たち 日本ハードボイルド40年の軌跡』河出書房新社 2000
  • 『いまさら質問できない英語基本の基本』松柏社 2001
  • 『日経小説でよむ戦後日本』ちくま新書 2001
  • 『英語論文のinputからoutputへ』松柏社 2002
  • モスラの精神史』講談社現代新書 2007
  • フランケンシュタイン・コンプレックス 人間は、いつ怪物になるのか』青草書房 2009
  • 『人間になるための芸術と技術 ヒューマニティーズからのアプローチ』松柏社 2009
  • 大魔神の精神史』角川oneテーマ21新書 2010
  • 『映画でレポート・卒論ライティング術』松柏社 2011
  • 『明治百年 もうひとつの1968』青草書房 2012
  • 『英米小説でレポート・卒論ライティング術』松柏社 2013
  • 『デジタル人文学』松柏社 2013
  • 『『ギャツビー』がグレートな理由(わけ)映画と小説の完全ガイド』彩流社 2013 
  • 『本当はエロいシェイクスピア』彩流社:フィギュール彩 2013
  • ゴジラの精神史』彩流社:フィギュール彩、2014 
  • 『フランケンシュタインの精神史 シェリーから『屍者の帝国』へ』彩流社:フィギュール彩、2015
  • 『『東京物語』と日本人』松柏社、2015
  • スター・ウォーズの精神史』彩流社:フィギュール彩、2015 
  • ウルトラQの精神史』彩流社:フィギュール彩、2016
  • 『「里山」を宮崎駿で読み直す: 森と人は共生できるのか』春秋社、2016
  • 『未来を覗く H・G・ウェルズ ディストピアの現代はいつ始まったか』勉誠出版、2016
  • ドラキュラの精神史』彩流社:フィギュール彩、2016
  • 『新ゴジラ論 初代ゴジラから『シン・ゴジラ』へ』彩流社、2017
  • 『太平洋の精神史 ガリヴァーから『パシフィック・リム』へ』彩流社、2018
  • 『ハムレットと海賊 海洋国家イギリスのシェイクスピア』松柏社、2018
  • ガメラの精神史 昭和から平成へ』小鳥遊書房、2018
  • 『快読 ホームズの『四つの署名』』小鳥遊書房、2019
  • 『「クマのプーさん」の世界』小鳥遊書房、2020
  • 『映画が描くアメリカの「病」 :その根源と流れを探る』松柏社, 2021.7
  • 『『アナと雪の女王』の世界 = The World of Frozen』小鳥遊書房, 2021.7
  • 『エヴァンゲリオンの精神史』小鳥遊書房,2022.5

脚注

  1. ^ 『文藝年鑑』2014
  2. ^ 英文学者小野二郎の息子だと、高山宏『超人高山宏のつくりかた』49pに記載があるが、著者の誤解である
  3. ^ 近年では、「人文学はなぜ必要か」(産経新聞 平成22年4月2日 大阪版文化欄)を寄稿している




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