小田急1800形電車とは? わかりやすく解説

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小田急1800形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/15 05:52 UTC 版)

小田急1800形電車(おだきゅう1800がたでんしゃ)は、小田急電鉄(小田急)が1946年から1981年まで運用を行なった通勤車両である。


注釈

  1. ^ 南海線。後に南海電気鉄道へ譲渡され、同社本線となる線区。
  2. ^ その後、1900形・1910形(2000形)の後に製造された特急専用車1700形となっている。
  3. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.1371600形の図面の数値と比較した。
  4. ^ その開業以来、ウエスティングハウス三菱電機系の電空単位スイッチ式制御器であるHLやABFを一貫して使用してきた小田急では、当初、保守に苦労したとされる。
  5. ^ MT30AとMT40は公称性能がそれぞれ端子電圧675V時1時間定格出力128kWと端子電圧750V時1時間定格出力142kWで異なるが、これはそれぞれの設計時点での端子電圧に関する考え方が異なっていたためで、これらは磁気回路容量をはじめ、同一端子電圧時の性能は同一の同系電動機である。しかし冷却風道の形状は同形ながら、MT40は軸受けにコロ軸受けを採用している点が異なる。
  6. ^ 小田急では従来、1両編成での運行に備え、自動空気ブレーキと直通ブレーキを切り替え可能なM24C弁を使用していた。M23弁はこの直通ブレーキへの切り替え機能を持たないが、自動空気ブレーキの指令についてはM24C弁と同等の機能を備える。
  7. ^ これも国鉄の制式形式である。
  8. ^ 客室窓がHゴム支持であったことも特徴である。
  9. ^ さらに実質の4両編成化後に、両端となった先頭車(1811 - 1861のみは両方の運転台とも)については貫通扉が交換され、行先表示器が埋め込まれ、窓が大きくなったものとなった。
  10. ^ 当時の多摩線は小田急多摩センター-唐木田間が未開業だった。

出典

  1. ^ a b c d e 生方 (1981) p.76
  2. ^ a b c d e f 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.59
  3. ^ a b c d e f g 生方 (1981) p.77
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m 吉川 (1987) p.56
  5. ^ a b 生方 (1981) p.109
  6. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』通巻546号 p.87
  7. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻442号 p.112
  8. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻468号 p.107
  9. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻511号 p.105
  10. ^ a b c d e f g h i j k l 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.60
  11. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.142の図面
  12. ^ a b 生方 (1981) p.110
  13. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.94
  14. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.71
  15. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.70
  16. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』pp.59-60
  17. ^ a b c d e f g h i j k l m 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.61
  18. ^ a b c 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.72
  19. ^ a b c 吉川 (1987) p.57
  20. ^ a b c d e 『鉄道ピクトリアル』通巻546号 p.57
  21. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』通巻546号 p.54
  22. ^ 『関西国電50年』 配置表 p.48
  23. ^ 『関西国電50年』 配置表 pp.33-48
  24. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.84
  25. ^ a b 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.7
  26. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.13
  27. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.49
  28. ^ a b 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.38
  29. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス1』p.78
  30. ^ a b c d e f g 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.62
  31. ^ a b c d e 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.17
  32. ^ a b 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.139
  33. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.18
  34. ^ 読売新聞1973年5月2日夕刊11面
  35. ^ 『鉄道ピクトリアル』通巻829号 p.181
  36. ^ 『鉄道ピクトリアル アーカイブス2』p.57
  37. ^ a b c d 『鉄道ピクトリアル』通巻546号 p.146
  38. ^ 生方 (1981) p.74
  39. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』通巻546号 p.147
  40. ^ a b c d e f 『鉄道ピクトリアル』通巻405号 p.155
  41. ^ a b c d e f 『鉄道ピクトリアル』通巻546号 p.171
  42. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』通巻679号 p.196
  43. ^ https://twitter.com/deha1801/status/1655502840704663552?t=B8GfnTk0bwN3wTb7Zv2-pw&s=19”. Twitter. 2023年5月10日閲覧。


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