小沢重雄とは? わかりやすく解説

小沢重雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/14 18:37 UTC 版)

おざわ しげお
小沢 重雄
本名 小沢 重雄
生年月日 (1926-07-17) 1926年7月17日
没年月日 (2008-03-20) 2008年3月20日(81歳没)
出生地 日本東京府東京市(現:東京都
死没地 日本埼玉県さいたま市桜区
血液型 A型[1]
職業 俳優声優
ジャンル テレビドラマ映画吹き替え舞台
活動期間 1948年 - 2007年
配偶者 あり
事務所 インディージャパン
主な作品
ジェフ・トレーシーサンダーバード
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小沢 重雄(おざわ しげお、1926年7月17日[2] - 2008年3月20日)は、日本男性俳優声優。インディージャパンに所属していた。

来歴・人物

東京府東京市(現:東京都)出身[2]。小学1年生の時から10代の終わりに敗戦で引き揚げるまでを満州で過ごした。引き揚げ後はシナリオライターを志し日本大学芸術学部に進学、野田高梧に師事する。在学中は劇団「ぶどうの会」の裏方アルバイトをしていたが、ある公演で役者が足りず「門番の声」で出演すると、同団主宰の山本安英に「いい声しているね。役者になんなよ」と言われ、大学卒業後はぶどうの会に俳優として所属。初舞台は「夕鶴」の「運ず」役で、同作で800回近く全国の舞台に上がった。ぶどうの会解散後は劇団「民衆舞台」を創立[3]

その一方、日本民話の会に入会して語り部としても活動。東京出身だが30代から半世紀にわたって浦和に住んでいたこともあり、53歳の時に埼玉県の昔話を埼玉で語る「浦和むかしむかしの会」を創設。「三角稲荷のきつねむかし」や「泣き節句のはなし」、「雪むすめ」など100以上ある埼玉県の民話を語った[3]。全国で公演したこともあったという。

晩年になってからも発声練習を毎日行い、年に2回「浦和むかしむかしの会」の公演を行う[3]など精力的に活動していたが、2007年暮れに脳梗塞を発症し入院。翌2008年3月20日、さいたま市桜区の病院で死去、81歳没[4]

出演作品

テレビドラマ

映画

ラジオドラマ

  • ひげの生えたパイプ

ドラマCD

吹き替え

映画

テレビドラマ

人形劇

舞台

著作

  • 語り書き・埼玉のむかしばなし ※北島新平との共著
  • 語り書き・埼玉のむかしばなし(第2集) ※北島新平との共著

出典

  1. ^ 『声優名鑑 アニメーションから洋画まで…』近代映画社、1985年、37頁。 
  2. ^ a b 『声優名鑑』、399頁、成美堂出版、1999年、ISBN 978-4415008783
  3. ^ a b c “[http://www.teinenjidai.com/saitama/h19/11/index.html 日本の昔話伝える  舞台俳優/小沢重雄さん  定年時代埼玉版 平成19年11月号]”. ASA(朝日新聞販売所). 2020年8月15日閲覧。
  4. ^ “小沢重雄氏死去 俳優”. 47NEWS. (2008年3月22日). オリジナルの2008年4月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080404002326/http://www.47news.jp/CN/200803/CN2008032201000413.html 2022年12月4日閲覧。 




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