小林太三郎とは? わかりやすく解説

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小林太三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/17 14:09 UTC 版)

小林 太三郎(こばやし たさぶろう、1923年大正12年)11月13日 - 2012年平成24年)9月20日は、日本経営学者。欧米アジア大学には日本と違って広告学部広告学科があり、多くの研究者がいるが、広告研究においては日本の第一人者[1][2]商学博士早稲田大学名誉教授大学院商学研究科商学部[3]。広告研究で博士号を取り、大学院で広告研究の講義をし、広告研究のゼミナールを持った日本最初の人物。著書である『広告管理の理論と実際』同文舘(1968)は669ページに及ぶ大著。露出、認知、態度といった消費者行動の段階を明確に定義づけ、学会業界で使用する広告関連用語の標準化に貢献した。また、多くの広告研究者を世に送り出した(亀井昭宏、小林保彦、嶋村和恵、中山勝己、清水公一、松井陽通、石崎徹、小泉眞人)。日本広告学会設立に尽力し、長年会長を務め、日本学術会議会員として活躍した。アメリカ広告学会、アメリカ・マーケティング協会、アメリカ・ダイレクトメール/マーケティング協会(AMA)、アメリカ広告調査財団(ARF)会員。ミシガン州立大学ゴードン・E・ミラクルは友人。IAA世界広告会議が東京で開催された折、司会を務め、慰労のため東宮御所に招かれる。


  1. ^ 40年史編集委員会編(2009)『日本広告学会40年史』日本広告学会。
  2. ^ 日刊工業新聞社に、産業広告に貢献した人を表彰する「小林太三郎賞」ができる。
  3. ^ 博士論文『広告コミュニケーションの管理:理論と実際』(早稲田大学、1968年) - 博士論文書誌データベースより。


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