小クラリネットとは? わかりやすく解説

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小クラリネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 15:36 UTC 版)

小クラリネット: petite clarinette : kleine Klarinette : clarinetto piccolo 西: clarinete requinto : small clarinet )は、高音域を担当するクラリネット属の楽器である[1]。5種類のものがあるが、基本形となるクラリネットのおおむね4分の3の大きさを持つ変ホ調クラリネットEsクラリネットE♭クラリネットエスクラリネット[2]: petite clarinette en Mi♭ : Es Klarinette あるいは Klarinette in Es : clarinetto piccolo in Mi♭ あるいは quartino : E♭ clarinet あるいは clarinet in E♭ )が最も一般的に使用される[3]


  1. ^ エクトル・ベルリオーズの『管弦楽法』では、イ調、変ロ調、ハ調などの楽器と合わせて「クラリネット族」として扱われ、小クラリネット単独の項目はない。
  2. ^ 略称の「エスクラ」で呼ばれることも多い(近衛秀麿『オーケストラを聞く人へ』音楽之友社、1970年、77ページ)。
  3. ^ a b c 伊福部昭『管弦楽法』音楽之友社、1953年、上巻281ページ
  4. ^ a b パイパーズ 212号
  5. ^ エクトル・ベルリオーズ、リヒャルト・シュトラウス、広瀬大介訳『管弦楽法』音楽之友社、2006年、265ページ、ベルリオーズによる本文
  6. ^ a b ベルリオーズ、R.シュトラウス、前掲書、265ページ、R.シュトラウスによる注釈
  7. ^ 岸辺成雄『音楽大事典』
  8. ^ 菅原明朗『楽器図説』
  9. ^ ベルリオーズ、R.シュトラウス、前掲書、265ページ、ベルリオーズによる本文
  10. ^ パイパーズ 213号


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