水路
導水路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 07:20 UTC 版)
王滝川取水口からの流水と木曽川取水口からの流水は、王滝川・木曽川の合流点の右岸近く(木曽町福島字大平)に設置された合流池へとそれぞれ導水される。王滝川取水口から合流池までの導水路(「王滝川線」と称す)は元々長さ3.4キロメートルで、トンネルと暗渠で構成されたが、木曽川合流点の約300メートル上流側に建設された木曽ダムへと取水口が移ったため、導水路の長さは短くなっている。木曽川取水口から合流池までの導水路(「木曽川線」と称す)は長さ2.4キロメートルで、大部分が旧神戸発電所の導水路を改修したもの。旧発電所水槽から合流池までの区間が寝覚発電所建設に伴う新設区間で、木曽川左岸を通る導水路を右岸側へと渡すためのサイフォン式水路橋がこの区間にある。 合流池から発電所上部水槽までの導水路(「本線」と称す)は長さ4.3キロメートル。全区間トンネルで構成され、1,800分の1の勾配がついている。 小川取水口からの導水路(「小川線」と称す)はそのまま上部水槽へつながっており、その長さは1.9キロメートル。トンネルまたは暗渠で構成され、1,300分の1の勾配がつく。 木曽川にかかるサイフォン式水路橋 王滝川線・木曽川線の合流池
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導水路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 02:13 UTC 版)
取水口から水槽につながる導水路は全長5,757.0メートル。全体の6割がトンネルで、残りは蓋渠・開渠・水路橋で構成される。仮発電所建設の段階で建設された部分は上流側2,821.8メートルで、残りは本発電所建設時に延長された部分である。沈砂池は2か所あり、第一沈砂池は取水口の200メートル下流に、第二沈砂池は仮発電所水槽を改造したもので導水路途中に位置する。なお水路の勾配は取水口から第一沈砂池までの区間が1,000分の1、それ以外は1,500分の1である。
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導水路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 03:29 UTC 版)
道志川・相模湖系統は地形の高低差を活かした自然流下式で、水源地から浄水場に原水を送る際に動力を要しない。川井浄水場から鶴ヶ峰浄水場を経て西谷浄水場に至る導水路のうち、旭区上川井町付近の大貫谷戸水路橋地図はかながわの橋100選に選定された。よこはま動物園に近い旭区上白根町から鶴ケ峰本町にかけての1.6Kmは、遊歩道「ふるさと尾根道緑道」地図として整備されている。 相模原市を通る横浜市水道道に設けた「横浜市水道道緑道」は、昭和63年度手づくり郷土賞(やすらぎとうるおいのある歩道)受賞。
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導水路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:37 UTC 版)
一方、導水路としては武蔵水路が荒川との間を連結する形で建設され東京都に水道を供給するほか、治水・利水・手賀沼浄化を目的とした北千葉導水路が利根川・江戸川間を連結している。北千葉導水路建設に先立ち利根運河が「野田緊急暫定導水路」として代替役割を担う形で1978年に復活、北千葉導水路完成後も地域の憩いの場として整備されている。ただし利根川と霞ヶ浦、そして那珂川を連結して霞ヶ浦の浄化と首都圏への新規利水を目的に建設中の霞ヶ浦導水事業は、那珂川の水質悪化を懸念する栃木県・茨城県那珂川漁業協同組合が事業差し止め訴訟を起こすなど頑強な反対運動を起こしており、事業は進捗していない。
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導水路
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 04:46 UTC 版)
導水路(どうすいろ)は、水を発電所まで導く設備で、水圧をかけた状態で送水する圧力水路と圧力をかけずに自然流下させる無圧水路とがある。構造としてはトンネルや蓋渠(がいきょ、カルバート)があり、必要に応じ水路橋やサイフォンが設置される。 内壁は摩擦による流速低下を最小限に抑えるため、滑らかに仕上げられる。また、水棲生物の付着などにより出力の低下がみられるような発電所では、水路の清掃が定期的に実施される。
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