尊恵坐像とは? わかりやすく解説

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尊恵坐像

主名称: 尊恵坐像
指定番号 3353
枝番 06
指定年月日 1980.06.06(昭和55.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 像内に応永二十八年十二月七条仏所等の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉南北朝室町
年代
検索年代
解説文:  時宗【じしゆう】の七条道場として知られまた、慶派七条仏所との深い関係が近時指摘されている金光寺こんこうじ】に伝来し明治四十一年、同寺廃絶伴って長楽寺移され等身祖師像七躯である。応永二十七年一四二〇慶派仏師康秀【こうしゆう】によって作られたことがわかる一遍上人【いつぺんしようにん】の遊行像【ゆぎようぞう】一躯を除いては、像主や制作時期作者明らかにしないが、内、坐像二躯は鎌倉後期堅実な作風によって個性的な容姿巧みに表現している点、特に注目値し、残る坐像三躯と倚像一躯は、その様風を襲う南北朝期の作と見られるいずれも材の寄木造玉眼嵌入し、現状漆下地を露している。



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