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将棋大名

原題:
製作国:日本
製作年:1960
配給:第二東映
スタッフ
監督:大西秀明 オオニシヒデアキ
原作:角田喜久雄 
脚色:土屋欣三 ツチヤキンゾウ

片岡昭寿 カタオカアキトシ
企画:加藤清 カトウキヨシ
撮影:坪井誠 ツボイマコト
音楽:松野国照 
美術:前田清 マエダキヨシ
録音:中井秀夫 ナカイヒデオ
照明:和多田弘 ワタダヒロシ
キャスト(役名
伏見扇太郎 フシミセンタロウ (高島太郎
尾上鯉之助 オノエコイノスケ (下村之丞)
尾上鯉之助 オノエコイノスケ (紅
水野浩 ミズノヒロシ (平賀源内
円山栄子 マルヤマエイコ (お京)
中里阿津子 ナカザトアツコ (お千代
明石潮 アカシウシオ (伊藤宗印
汐見洋 シオミヨウ (曲淵甲斐守)
西条菊太郎 サイジョウキクタロウ (徳川家基
山口勇 ヤマグチイサム (都築三郎
倉丘伸太郎 クラオカシンタロウ倉丘伸太朗 (都築陣之助)
阿部九洲男 アベクスオ (沼田佐渡守)
市川百々之助 イチカワモモノスケ (まむしの黒兵衛
五里兵太郎 ゴリヘイタロウ (影の儀十)
南修  (影の陣内
矢野幸男  (影の伊太八)
遠山恭二 トオヤマキョウジ (影の道仙)
上代悠司 カミシロユウジ (角善)
尾上華丈 オノエカジョウ (提灯屋造)
久我恵子 クガケイコ (お敬)
有馬宏治 アリマコウジ (木暮道庵)
中条ひろみ ナカジョウヒロミ (おふみ)
松風利栄子 マツカゼリエコ (おぎん)
八汐路佳子 ヤシオジヨシコ (松島
水木淳子 ミズキジュンコ (お国
尾上鯉之助 オノエコイノスケ (北村源太
解説
角田喜久雄原作を、土屋欣三片岡昭寿脚色し、「次郎吉囃子 千両小判」の大西秀明監督した推理時代劇撮影担当は「親鸞」の坪井誠。(二部作
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
▽どくろ篇 徳川十代将軍家治の治世江戸の町に奇怪殺人事件が起った。質商伊勢屋のおきんと水茶屋女将おふみが殺され、死体には王将側の駒ばかりで詰め手の駒は一枚もない不可解将棋譜面手袋剣で突き刺してあったという。さらに、この事件探索続けていた御用聞き提灯屋造が殺され、死体からは謎の棋譜発見された。幕府将棋所伊藤宗印は、この棋譜死人詰という謎の詰手だと知り、この死人詰と太閤献上事件関連あると睨んだ。十六年前、将軍家鷹狩りの折、将軍家秘蔵秀吉の筆になる王将駒の献上申出北村源太という男が毒を盛られて急死した事件である。この時、左源太に伴なわれていた八歳ぐらいの男の子が行不明になったという。四三銀は四十二歳のおぎん、三八歩は三十八歳のおふみと解読して、これを殺人予告看破していた高島太郎は、恋人お千代の父宗印の無実を晴らさんと事件究明のりだした。紅染めぬいた白仮面怪人物、将棋大名都築三郎と弟の陣之助らが俊太郎周辺出没した。俊太郎同僚之丞の懐に造の日誌を見つけた。日誌は切りさかれ、一つお千代の手に入ったが、紅一味お千代ともどもどこかへ運び去られた。もう一つ老中沼田佐渡守の腹臣黒兵衛に奪われた。逢魔ケ原では紅一味お千代をおとりにして俊太郎を殺そうと罠をかけた。 ▽まぼろし篇 紅一味から俊太郎を救ったのは町方捕手群だった。日誌にある柏木願念寺というくだりを頼りに俊太郎江戸を後にした。願念寺では、五四の角、五十四歳の角善和尚が殺されていた。角善はもと大奥勤め茶坊主ということ明らかにされた。太閤献上事件真相とは、家治自分の胤を宿したお国に太闇駒の王将与えたことに突を発した、将軍寵愛をめぐる女の執念と欲がからんだ大奥内の勢力争いだった。お国は、胎内の子当時庭師をやっていた造との間にできた胤であると中傷され、自ら命を絶ったのだった。左源太と八歳ぐらいの子供というのが、お国の兄と、家治落胤であったのだ。死人詰め殺人事件真相は、将軍の子として生れながら、その宿命ゆえに将軍復讐を誓う紅と名のるお国遺子仕業であった。




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