寿峯

品種登録データベース

寿峯【ｼﾞｭﾎｳ】（観賞樹）

	登録番号	第13163号
	登録年月日	2005年 3月 23日
	農林水産植物の種類	いちい
	登録品種の名称及びその読み	寿峯 　よみ：ｼﾞｭﾎｳ
	品種登録の有効期限	25 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	西岡友秋、西岡功行
	品種登録者の住所	奈良県宇陀郡大宇陀町本郷９３７番地、奈良県宇陀郡大宇陀町本郷９３７番地
登録品種の育成をした者の氏名	西岡友秋、西岡功行
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は、「スタンディッシー」の自然交雑実生の中から育成されたものであり、新芽は明橙黄色、未成葉は明黄色の庭園木向きの品種である。樹姿は単幹、樹形は円錐形、樹高は低、樹幅は狭、枝の出方は斜上、色は黄緑、分枝性は中である。葉の着生状態は螺旋状、着生密度は密、全体の形は線形、先端及び基部の形は鋭尖形、葉縁の形は全縁、葉身長、葉身幅及び葉の厚さは中である。新芽の色は明橙黄（JHS カラーチャート2204）、未成葉の色は明黄（同2506）、成葉表面の色は暗緑（同3708）、斑の有無は無、葉の光沢及び葉柄の長さは中、雌雄の別は雄株である。「オウゴンキャラ」と比較して、樹形が円錐形であること、新芽の色が明橙黄であること等で、イチイと比較して、新芽の色が明橙黄であること、未成葉の色が明黄であること等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は、平成３年に育成者のほ場（奈良県宇陀郡大宇陀町）において、「スタンディッシー」の自然交雑種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、８年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「金いちい」であった。