たいがい‐じゅんしさん〔タイグワイ‐〕【対外純資産】
対外純資産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 20:10 UTC 版)
プラザ合意の1985年には日本は世界最大の債権国となっている。 2012年末の日本の対外純資産は296兆3150億円となり、2009年に記録した過去最高を更新し、対外資産残高は661兆9020億円となった。日本の対外純資産は、1991年以降、22年連続で世界一となり、2位の中国に比べて2倍近くに上っている。 2014年5月27日、財務省が発表した2013年末の対外資産負債残高によると、日本の対外純資産は325兆70億円で、前年に続き過去最大となっており、1991年以来、23年連続で「世界一の債権国」となっている。 2014年6月18日、日本銀行が発表した2014年1-3月期の資金循環統計(速報)によると、2014年3月末時点の家計部門が保有する金融資産残高は1630兆円となった。 「対外資産負債残高」も参照 資産負債・純資産政府 481.9 1,001.8 金融機関 2,755.0 2,744.4 非金融法人企業 847.6 1,183.7 家計 1,452.8 373.5 民間非営利団体 52.3 19.1 純資産 268.1 日本銀行「資産循環統計」2010年6月速報値より(単位:兆円)。なお、「資産循環統計」は金融資産のみであり、不動産などの非金融資産は含まれていない。
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