富士山大規模落石事故
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富士山大規模落石事故(ふじさんだいきぼらくせきじこ)とは、1980年(昭和55年)8月14日午後1時50分ごろに富士山の山頂付近(山梨県側)で落石が発生、吉田ルートの登(下)山道を転がった落石が八合目から六合目にかけて多数の登山者を巻き込んだ事故である。この事故による死者12人、負傷者は29人[1]を数え、国内の落石事故史上最悪の惨事となった。
注釈
出典
- ^ 「富士山-地質と変貌-、」(浜野一彦、昭和63年)など31人とする説もあり
- ^ 御縁年は一度の登山で33回分のご利益があるとされる。
- ^ a b c d 杉山孝治『災害・事故を読む:その後損保は何をしたか』文芸社、2003、pp.105-110
- ^ 『読売新聞』1980年12月26日東京朝刊第12版山梨版地方面17頁「県警10大ニュース 事件多発の年でした 「司ちゃん事件」や「富士山落石事故」」(読売新聞東京本社・甲府支局)
- ^ 稲垣吉彦 著「ことば1980」、(編集兼発行人)下中邦彦 編『百科年鑑[1981]』(初版第1刷発行)平凡社、1981年4月10日、65頁。 NCID BN02346577。国立国会図書館書誌ID:000001498761。"一富士、二地下、三バスビ"。
- ^ 山藤章二「山藤章二のブラック=アングル 悪夢三題 一富士二地下三バス火」『週刊朝日』第85巻第40号、朝日新聞社、1980年9月5日、180頁。 - 通巻:第3261号(1980年9月5日号)。
- ^ 榊原昭二「ことばのことば TPO」『言語』第10巻第1号、大修館書店、1981年1月1日、31頁。 - 通巻:第107号(1981年1月号)。
- 1 富士山大規模落石事故とは
- 2 富士山大規模落石事故の概要
- 3 脚注
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