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宥和政策

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/08 03:22 UTC 版)

宥和政策(ゆうわせいさく、Appeasement(慰撫)、宥和主義(ゆうわしゅぎ)とも)とは戦争に対する恐れ、倫理的な信念、あるいは実用主義などに基づいた戦略的な外交スタイルの一つの形式で、敵対国の主張に対して、相手の意図をある程度尊重する事によって問題の解決を図ろうとすること。危機管理においては、抑止の反対概念として理解される。

日本では主に、イギリス首相チェンバレンの対ドイツ政策を指す言葉と理解され、「平和主義が戦争を起こした。ナチスのような外交的手段が通用しない相手に対して、平和主義による解決には限界がある」という典型例として、反戦平和主義およびそれを主張するものを批判する論拠とされ、また軍備増強やそのための憲法改正を全面肯定する論拠ともされている。

宥和政策は第二次世界大戦の勃発を防げなかった一因でもあり、これを語るときは否定的な意味合いで用いられているが、広義の意味での宥和政策は価値中立的な政策であり、また、1930年代特有の政策ではないと言える。






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