安芸福原氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 17:32 UTC 版)
福原氏(ふくばらうじ)は、武家・華族だった日本の氏族。安芸国の国人領主であった毛利元春の五男広世が、縁戚の備後長井氏へ養子に入り、後に内部荘福原を所領としたことから福原を名字とした。なお、福原は「ふくはら」ではなく「ふくばら」と読む[3]。また他の福原氏との区別のため、毛利福原氏・安芸福原氏と称される。室町時代・戦国時代・江戸時代を通じて毛利家に重臣として仕え、維新後には華族の男爵家に列した[4]。
- ^ 広島県高田郡福原村。高原村福原、可愛村福原、吉田町福原、現・安芸高田市吉田町福原
- ^ a b c 華族大鑑刊行会 1990, p. 470.
- ^ 毛利家文書(47号)で、仮名字体で「ふくばら」と記載された書状もあり、山口県広報広聴課のHP[1]でもふくばらと記載されている。また、安芸福原氏発祥の地である安芸高田市吉田町福原も当然ふくばらと読む[2]。
- ^ a b 小田部雄次 2006, p. 353.
- ^ a b 岡部忠夫 1983, p. 994.
- ^ a b c 霞会館華族家系大成編輯委員会 1996, p. 440.
- ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 二』(国友社、1927年)p.183
- ^ a b 松田敬之 2015, p. 618.
- ^ 松田敬之 2015, p. 616.
- ^ 霞会館華族家系大成編輯委員会 1996, p. 441-442.
- 1 安芸福原氏とは
- 2 安芸福原氏の概要
- 3 系図
- 4 補注
固有名詞の分類
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