安否情報
災害時に人々が最初に知りたいと思うのは、自分の家族や親戚・知人などが無事であるかどうかという情報であり、このような情報を安否情報とよんでいる。安否情報をどのように住民へ伝えるかということは、災害対策の上で一つの重要な課題とされている。 安否情報は、個人主体の情報と集団主体の情報の２種類がある。また、それぞれの情報は、情報内容が、｢○○は無事です｣、｢○○小学校の生徒は△△公民館に避難しています｣という無事情報、また、｢○○さんは連絡ください｣、｢○○地区の被害に関する情報をください｣という連絡依頼の情報に分けられる。 住民にさまざまな安否情報の提供を可能とするために、事前にマスコミと防災関係機関との間で安否情報の広報に関する役割分担を行っておくことが必要である。
安否情報
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/12/09 21:00 UTC 版)
安否情報（あんぴじょうほう）は、放送局が災害などの発生時に、テレビまたはラジオで被災者の安否に関する情報を放送する報道特別番組ないし、その内容のひとつである。特記なき限り日本での事例について記述する。
注釈
- ^ 通常時は、NHKのコールセンターである「NHKふれあいセンター」として稼働。関連会社のNHKサービスセンターが運営を受託。
- ^ データ放送の規格上、データ容量に上限があるため。
- ^ 放送センター内の会議室に仮設のスタジオを設けて行なわれた。
- ^ 担当のアナウンサーはアナウンス室、日本語センター出向、NHKグローバルメディアサービス出向を問わず交代で担当。
- ^ NHKワールド・ラジオ日本の外国語ニュース担当のアナウンサー。
出典
- ^ a b c d e f g 村上圭子「東日本大震災・安否情報システムの展開とその課題」、NHK放送文化研究所編『放送研究と調査 2011年6月号』NHK出版
- ^ 斎藤聡・佐々木紀夫「安否情報設備の更新整備」、『放送技術 2013年6月号』兼六館出版
- ^ ニッポン放送解説委員 森田耕次「日本災害情報学会 廣井賞 2012年授賞式・受賞記念講演」日本災害情報学会、2012年10月28日
- ^ 兵庫県南部地震安否情報 - NHKクロニクル
- ^ 兵庫県南部地震安否情報 - NHKクロニクル
- ^ 安否情報 「新潟県で震度６強」関連 - NHKクロニクル
- ^ 安否情報 ※２５日 前１：００まで放送継続 - NHKクロニクル
- ^ 安否放送およびニュース 「東北地方太平洋沖地震」関連 - NHKクロニクル
- ^ 安否放送ほか - NHKクロニクル
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安否情報と同じ種類の言葉
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