孤語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 孤語の意味・解説 

孤語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 04:30 UTC 版)

孤語(こご)、ないし、ハパックス・レゴメノン(hapax legomenon、 ([ˈhæpəks lɪˈɡɒmɪnɒn][ˈhæpæks][ˈhpæks][1][2]、複数形はハパックス・レゴメナ (pl. hapax legomena)、hapax (pl. hapaxes) と略記)は、コーパス言語学において、ある言語で書き記されたすべてのテキスト全体なり、特定の作家の作品群や、特定のひとつのテキストの中など、一定の文脈の中で、1回だけ出現する単語である。時として、誤用として、ある作家の特定の1作品の中だけに現れる語を、その作品で複数回現れていてもこのように言うこともある。ハパックス・レゴメノンは、ギリシア語で「一度だけ言われた」を意味する「ἅπαξ λεγόμενον」を、ローマ字表記にしたものである[3]


  1. ^ "hapax legomenon". Oxford English Dictionary (3rd ed.). Oxford University Press. September 2005. (要購読、またはイギリス公立図書館への会員加入。)
  2. ^ hapax legomenon, Dictionary.com, Unabridged. Random House.
  3. ^ ἅπαξ. Liddell, Henry George; Scott, Robert; A Greek–English Lexicon at the Perseus Project
  4. ^ Paul Baker, Andrew Hardie, and Tony McEnery, A Glossary of Corpus Linguistics, Edinburgh University Press, 2006, page 81, ISBN 0-7486-2018-4.
  5. ^ András Kornai, Mathematical Linguistics, Springer, 2008, page 72, ISBN 1-84628-985-8.
  6. ^ Kirsten Malmkjær, The Linguistics Encyclopedia, 2nd ed, Routledge, 2002, ISBN 0-415-22210-9, p. 87.


「孤語」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「孤語」の関連用語

孤語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



孤語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの孤語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS