孔雀夫人(1936)とは? わかりやすく解説

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孔雀夫人(1936)

原題:Dodsworth
製作国:アメリカ
製作年:1936
配給:ユナイテッド・アーチスツ支社
スタッフ
監督:William Wyler ウィリアム・ワイラー
原作:Sinclair Lewis シンクレア・ルイス
脚色:Sidney Howard シドニー・ハワード
撮影:Rudolph Mate(2) ルドルフ・マテ
音楽監督:Alfred Newman アルフレッド・ニューマン
助監督:Eddie Bernoude 
キャスト(役名
Walter Huston ウォルター・ヒューストン (Sam Dodsworth
Ruth Chatterton ルース・チャッタートン (Fran Dodsworth
Paul Lukas ポール・ルーカス (Arnold Iselin
Mary Astor メアリー・アスター (Edith Cortright)
David Niven デイヴィッド・ニーヴン (Major Clyde Lockert)
Gregory Gaye グレゴリー・ゲイ (Kurt von Obersdorf)
Maria Ouspenskaya マリア・オースペンスカヤ (Baroness von Obersdorf)
Odette Myrtil オデット・マーティル (Mme. de Pen ble
Kathryn Marlowe キャスリン・マーロウ (Emily
John Payne ジョン・ペイン (Harry
Spring Byington スプリング・バイントン (Matey Pearson
Harlan Briggs ハーラン・ブリグス (Tubby Pearson
Charles Halton チャールズ・ハルトン (Hazzard)
Beatrice Maude  (Mary
解説
シンクレア・ルイス作の映画化で、舞台脚色をしたシドニー・ハワードが「人類の戦士」と同じく映画脚色し、「この三人」「お人好しの仙女」のウィリアム・ワイラー監督したもので、舞台劇でも主演したウォルター・ヒューストン主役勤め、「夫の日記」「フリスコ・ジェニー」のルース・チャッタートン相手役演じる。「泉」「三銃士(1935)」のポール・ルーカス、「山小屋の一夜」「僕は軍人」のメアリー・アスター共演するほか、「ローズ・マリイ(1936)」のデイヴィッド・ニーヴン舞台劇同役勤めグレゴリー・ゲイ及びマリヤ・オースペンスカヤ夫人、「噫初恋」のスプリング・バイントン映画初出演舞台俳優ジョン・ペインオデット・マーティル及びキャスリン・マーロウ等が助演している。キャメラは「ガルシアの伝令」「リリオム」のルドルフ・マテ担任
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
サム・ダヅワースは二十年自動車製造従事して巨万の富を得、一人娘エミリイの結婚済ましたので、妻フラン切なる願い入れて欧州旅行思い立ったフランは単純で正直だ年より若く見えるのが自慢で、伝統のない米国軽蔑し、古い欧州文化憧れていた。巨船クイーン・メリイ号はフランの夢を乗せて洋上滑って行ったフラン船中青年ロッカァトとホール踊り、暗い甲板語り合うようになった。しかしフランはロッカァトが戯れの恋を誘った時は、憤然として彼を振り切って夫に救い求めたであった夫婦パリの宿に落ちついた時、マダム・ペナープルや自称財政家アーノルドやオースタリーの貧乏貴族クルト等がフラン取り巻いた単純なフランは彼らをパリ一流社交人と思い込んで遊び歩いた。妻の軽薄な行動に耐えかねたサム帰国促した時、フランはやっきとなってついつい夫だけを先に帰国させてしまった。この間フランはゼネヴァ湖畔別荘借りてマダム・ペナープルやアーノルド相手遊び暮らして、夫の帰国うながす電報にも答えなかった。サム堪り兼ねて再び渡欧し妻の反省求めたフランアーノルド真実の心がないことを悟って素直に夫に謝罪した夫妻ウィーンクルト会った。するとフランは再び彼と親しみ深め、ついに彼と結婚するためにサム離婚申し出た二十年連れ添った妻から異郷でこの申込み受けた夫は、返す言葉知らなかった。彼は離婚手続きの済む間に一人寂しくイタリア旅行したナポリで彼は未亡人コートライト夫人知り合いになり、招ぜられるままにその家に寄宿することになった教養高い夫人理解同情を以てサム痛手慰めてくれた。心を取り戻した彼はこの優しい夫人結婚しようかと思うまでになった。この時急にフランからクルトとの結婚不可能になったので、サム一緒に帰国したいと電話が来た。サム永い夫婦生活義務としてもフラン許してやらねばならぬ思った涙ぐむコートライト夫人別れて、彼は再びフラン米国行きの船に乗った。彼女は非常に若返って見えたが、浮ついた言動には何の後悔見えなかった。出帆銅羅鳴り響いた時、耐えられなくなったサム一気に船を駆け下りた。訳が判らずに、夫の姿を呆然と見つめるフラン乗せて巨船ナポリの港を静かに出て行った



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