子宮肉腫とは? わかりやすく解説

子宮肉腫

【仮名】しきゅうにくしゅ
原文uterine sarcoma

まれな子宮のがんの一種で、子宮女性骨盤内にある、洋ナシの形をした小さな中空臓器で、この臓器の中で胎児成長する)の筋肉もしくはその他の組織から発生するもの。通常閉経後に発生する主要なものとしては、平滑筋肉腫平滑筋細胞から発生するがん)と子宮内膜間質肉腫結合組織細胞から発生するがん)の2種類がある。

子宮肉腫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 07:44 UTC 版)

子宮肉腫(しきゅうにくしゅ、uterine sarcoma)は子宮平滑筋結合組織に生じる悪性腫瘍である。病変が子宮裏層の間質から発生していた場合は子宮内膜間質肉腫(endometrial stromal sarcoma)、子宮の筋層から腫瘍が発生していた場合は子宮平滑筋肉腫(uterine leiomyosarcoma)と呼ばれる。上皮に由来する悪性腫瘍細胞を含む病変があった場合は子宮癌肉腫(uterine carcinosarcoma)と呼ばれる(以前は悪性中胚葉性・ミュラー管混合腫瘍 malignant mixed mesodermal/mullerian tumor と呼ばれていた)。


  1. ^ WHO Disease and injury country estimates”. World Health Organization (2009年). 2009年11月11日閲覧。
  2. ^ [1] アメリカがん協会(American Cancer Society)の情報、2006/11/03アクセス
  3. ^ [2] アメリカ国立がん研究所(National Cancer Institute)の情報、2006/11/03アクセス


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