嫡妻とは? わかりやすく解説

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こなみ【前妻/嫡妻】

読み方:こなみ

一夫多妻のころの制度で、先に結婚した妻。前妻または本妻。⇔後妻(うわなり)。

「—が肴(な)乞はさばたちそばの実の無けくをこきしひゑね」〈記・中・歌謡〉


ちゃく‐さい【嫡妻】

読み方:ちゃくさい

正式の妻。本妻正妻嫡室てきさい


てき‐さい【嫡妻】

読み方:てきさい

ちゃくさい(嫡妻)


むかい‐め〔むかひ‐〕【嫡妻/正妃】

読み方:むかいめ

《「向かい女(め)」の意》正妻本妻

「わが女(むすめ)須世理毘売(すせりひめ)を—として」〈記・上〉


嫡妻

読み方:コナミkonami

一夫多妻時代において、先にめとった妻。

別名 前妻


正室

(嫡妻 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/19 13:26 UTC 版)

正室(せいしつ)は、高貴な人物の正式なのこと。正妻本妻ともいう。律令制の元では嫡妻(ちゃくさい)とも呼ばれていた(原則として1人)。これに対し、正室以外を側室[1]という。


注釈

  1. ^ 会津藩松平(保科)家において、初代藩主保科正之の継室・聖光院、3代藩主松平正容の継室・栄光院が側室から格上げされた、といった例はある。

出典

  1. ^ 大辞泉
  2. ^ 福田千鶴『近代武家社会の奥向構造 江戸城・大名武家屋敷の女性と職制』吉川弘文館、2018年5月25日、42-69頁。ISBN 978-4-642-03488-3


「正室」の続きの解説一覧

嫡妻

出典:『Wiktionary』 (2021/08/22 02:44 UTC 版)

発音(?)

ちゃ↗くさい
て↗きさい

名詞

  1. ちゃくさいてきさい正妻本妻嫡室
  2. こなみ参照
  3. むかいめ参照

「嫡妻」の例文・使い方・用例・文例

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