妻と女の間とは? わかりやすく解説

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妻と女の間

原題:
製作国:日本
製作年:1976
配給:東宝 東宝
スタッフ
監督:豊田四郎 トヨダシロウ

市川崑 イチカワコン
製作:佐藤一郎 サトウイチロウ

市川喜一 

田中収 タナカオサム
原作:瀬戸内晴美 セトウチハルミ
脚本:八住利雄 ヤスミトシオ
撮影:岡崎宏三 オカザキコウゾウ

長谷川清 ハセガワキヨシ
音楽:佐藤勝 サトウマサル
美術:村木忍 ムラキシノブ
編集:池田美千子 イケダミチコ
録音:林頴四郎 

矢野口文雄 ヤノグチフミオ
スクリプター:田中一清 タナカカズキヨ

蒔田研一 
助監督:岡田文亮 オカダ

山下賢章 ヤマシタケンショウ
照明:小島真二 コジマシンジ

平野清久 ヒラノキヨヒサ
製作プロダクション:芸苑社 
キャスト(役名
三田佳子 ミタヨシコ (安澄
大空真弓 オオゾラマユミ (優子
酒井和歌子 サカイワカコ (乃利子
仁科明子 ニシナアキコ (耀子
梶芽衣子 カジメイコ (前田英子
田村高廣 タムラタカヒロ (政之)
篠田三郎 シノダサブロウ (研一
岡田裕介 オカダユウスケ (卓)
荻島真一 オギシマシンイチ (吉岡四郎
森本レオ モリモトレオ (三谷友彦
高杉早苗 タカスギサナエ (須美
曽我廼家明蝶 ソガノヤメイチョウ (野口
木内みどり キウチミドリ (沢本圭子
真咲美岐 マサキミキ (「ミコ」のマダム
辻萬長 ツジカズナガ (「ミコ」の客)
木島新一 キジマシンイチ (「ミコ」の客)
秋本羊介 アキモトヨウスケ (「ミコ」の客)
伴藤武 バンドウタケシ (「ミコ」の客)
吉見哲 ヨシミテツ (研一連れの男)
斉藤美和 サイトウミワ (安澄の店の客・母)
桐生かほる キリュウカオル (安澄の店の客・娘)
田中文子 タナカフミコ (三越女性客)
粕谷正治  (劇団若い男
溝口順子 ミゾグチジュンコ (お手伝い
アミアツ子 アミアツコ (バーの女)
解説
美し四人姉妹とその夫たち、そして次女の夫の愛人たち織りなす様々な人間関係描いた瀬戸内晴美同名小説映画化脚本は「ノストラダムスの大予言」の八住利雄監督は「恍惚の人」の豊田四郎と「吾輩は猫である」の市川崑による共同演出撮影は「雨のアムステルダム」の岡崎宏三と、長谷川清それぞれ担当
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
宮中御料紙を納めていたほどの老舗桑村紙店の長女安澄は、大恋愛のすえ京都飛び出して、現在は着物デザイナーとして東京に店を持ち末娘耀子養女にして暮している。姉に代って、店を継いだのは次女優子だが、経営は夫の政之の力に寄るところが大きい。だが、彼は女ぐせが悪く最近秘書前田英子と関係ができ、この事が優子知られるや、彼女を東京囲ってしまった。三女の乃利子は、真面目なサラリーマンの卓に嫁ぎ平和な生活を送っていたが、そろそろ安穏な生活に飽きがきていた。そんな時、雑誌レポーターの話が舞い込み飛び着いた。そして編集者三谷好意寄せようになった四女耀子独身舞台女優の卵であり、政之の弟でテレビディレクターをしている研一想い寄せている。だが、研一安澄愛しており、安澄年下研一積極的な愛に惑溺していた。父の二十回忌法要のため、久し振りに四姉妹京都集まった法要の後、染色工場を訪れた安澄東京から追って来た研一に逢った。女であること徹底できない安燈に研一苛立ち感じていた。耀子安澄と同じ染色工芸に打ちこんでい幼馴染の友四郎再会した京都での仕事頼まれていた乃利子三谷会い、車の中で彼に抱かれた。やがて、安澄研一の関係を知った耀子は家を飛び出したが、街で偶然、英子会った耀子には横暴としか思えない政之のために、料理習っているという英子見て、ある感動覚えのだった四人姉妹の母・須美死んだ須美は、あでやかな色模様長襦袢四人形見分け用意してあった。あの、つつましい母が、この長襦袢の下に秘か情熱や恋を潜めて生きてきたのだと、姉妹思った研一事故重傷負い入院した必死看病した安澄は、久し振りに耀子会った。だが、耀子心の中は透明で、すでに友四郎との結婚決意していた。研一退院間近になった頃、安澄は、もう一度伝統工芸中に思いきり浸りたいと思うのだった

妻と女の間

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/03 09:03 UTC 版)

妻と女の間』(つまとおんなのあいだ)は、瀬戸内晴美(現・瀬戸内寂聴)の小説、またそれを原作とした映画・テレビドラマである。


注釈

  1. ^ 豊田監督演出シーン「安澄の店」「研一のアパート」「染色工場」「ロケ表参道・新幹線など」(八住利雄「贅言」『月刊シナリオ』1976年2月号、シナリオ作家協会)より。なお同誌には八住利雄のシナリオも掲載されていて具体的なシーンナンバーも記載されている。

出典

  1. ^ 『完本 市川崑の映画たち』、2015年11月発行、市川崑・森遊机、洋泉社、P286~287


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