如来肌

デジタル大辞泉

にょらい‐はだ【如来肌】

読み方：にょらいはだ

１ 肉づきがよく滑らかで温かい肌。

「端傾城—とや申すらん／正察」〈六日飛脚〉

２ 人の体温で温められていること。

「きやつが寝たあとを探ってみたれば、—な程に、遠くへは行くまい」〈虎明狂・磁石〉

隠語大辞典

如来肌

読み方：にょらいはだ

1. 如来肌。女の肌のぽかぽかと温かいをいふ。
2. 濃やかな感触を与へる女の体質のことをいふ。肉感的のこと。如来の妙色身から転訛した語である。〔情事語〕
3. 濃やかな感触を与へる女の肌のことをいふ。床好しのこと。如来の妙色身から転訛した語である。
4. 〔隠〕濃やかな感触を与へる女の肌のこと。所謂床好しと同じ。如来の妙色身から転化した語。
5. 濃やかな感触を与へる女の肌のことをいふ。床よしと同じ。
6. 女の肌暖きをいふ。
7. 濃やかな感触を与える女の肌のこと、「如来の妙色身」から転化した語。「床好し」と同義にも用う。
8. 濃やかな感触を与える女の体質のことをいう。肉感的のこと。如来の妙色身から転訛した語である。〔僧侶〕

分類 俗語、僧侶、情事語

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