たいよう‐ろ〔タイヤウ‐〕【太陽炉】
太陽炉
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太陽炉(たいようろ)は、レンズや反射鏡などを用いて太陽光を集光し、高温を作り出す装置である。
- ^ 野口哲男, 水野正雄、「酸化イットリウム-酸化アルミニウム系の液相線」『工業化学雑誌』1967年 70巻 6号 p.834-839, doi:10.1246/nikkashi1898.70.6_834, 日本化学会
- ^ 植田和利, 伊東和彦, 上原誠一郎 ほか、「太陽炉を用いたルビーの合成」『化学と教育』 2013年 61巻 12号 p.610-611, doi:10.20665/kakyoshi.61.12_610, 日本化学会
- ^ Willi, M., 岩切一良, 黒柳彰正、「高温研究とその工業化研究に対する太陽炉の使用」『窯業協會誌』 1954年 62巻 695号 p.340-344, doi:10.2109/jcersj1950.62.695_340, 日本セラミックス協会
- ^ 「抄録」『窯業協會誌』 1979年 87巻 1011号 p.A72-A78, doi:10.2109/jcersj1950.87.1011_A72, 日本セラミックス協会。より、笹本忠. 耐火酸化物の高温物理化学的研究への実験用太陽炉の利用
- ^ 2.009 Product Engineering Processes: Archimedes
- ^ 水野正雄, 山田豊章, 野口哲男, 「Al2O3-Dy2O3系の高温状態図」『窯業協會誌』 1978年 86巻 996号 p. 359-364, 日本セラミックス協会, doi:10.2109/jcersj1950.86.996_359
太陽炉(光 → 熱)
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「再生可能エネルギー」の記事における「太陽炉(光 → 熱)」の解説
反射板やレンズによる集光で高熱を得る。小型のものはソーラーオーブン(ソーラークッカー)と呼ばれ、数百度程度の熱を得て調理に用いる。周囲が非常に眩しくなり視力障害を防ぐためサングラスが必要。天候に左右され、快晴でないと十分な熱量が得にくい[要出典]。
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太陽炉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 21:55 UTC 版)
詳細は「太陽炉」を参照 太陽炉は、レンズや凹面鏡で太陽光を集中させて高温を得ようとする装置のことである。レンズで太陽光を集める太陽炉は、18世紀にフランスの化学者アントワーヌ・ラヴォアジエが実現させていたとされる。凹面鏡で太陽光を集める太陽炉は、20世紀前半につくられるようになり、凹面鏡と炉を固定して、ヘリオスタットで太陽光を送り込む太陽炉も1933年には製作されていた。20世紀後半になると、高温部分を大きくとれる大型炉の建設が進み、大型炉の殆どは、光軸を水平にして凹面鏡を固定し、ヘリオスタットで太陽光を凹面鏡に送り込む方式を採用している。高性能の太陽炉では、最高到達温度が4,000ケルビンに及ぶものもあり、高温物性の研究や高温材料の開発に利用されている 大型太陽炉の中でも最大級のものが、フランス国立科学研究センターのPROMES (PROcédés, Matériaux et Energie Solaire) 研究所がオデイヨに持つメガワット太陽炉(英語版)で、63機のヘリオスタットで、1,830平方メートルに及ぶ放物面鏡に太陽光を送り、熱出力は1メガワットに到達、1メートル大の面を摂氏3,500度まで加熱できる。
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