天皇寺_(坂出市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 天皇寺_(坂出市)の意味・解説 

天皇寺 (坂出市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/23 03:05 UTC 版)

天皇寺(てんのうじ)は、香川県坂出市西庄町八十場にある真言宗御室派寺院山号は金華山(きんかざん)、高照院(こうしょういん)と号す。本尊十一面観世音菩薩四国八十八箇所第七十九番札所


注釈

  1. ^ 景行天皇の子とも日本武尊の子であるとも言われる。また、この伝承は日本武尊の弟という説や、日本武尊自身が退治に向かったという話もある
  2. ^ 寂本『四国遍礼霊場記』(1689年)では"故に弥蘇波と書なり"とある
  3. ^ 摩尼珠院とは、字の如く摩尼寳珠を意味し、摩尼寳珠とは如意寳珠同様に「意のままに」を意味し、「仏が在ってこそ神は意のままに」を表した院号であると思われる。ただ、ここで云う「意のままに」とは、単なる「刹那的感情のままに、思い通りに」というものではない。さらにこの神仏習合の摩尼珠院を、空海は両部神道の思想を妙成就寺との寺号で表した。
  4. ^ 雲井御所に上皇を慕う人々が都から訪れていたため、また、平治の乱1159年)もあり上皇を隔離するため当時は森にうずもれ人々が近づかないが監視しやすいこの地に移した
  5. ^ このことから白峰宮が「明の宮」と呼ばれる
  6. ^ 崩御から13年後の治承元年(1177年)高倉天皇は上皇に崇徳の諡号を贈る。それまで讃岐院と呼ばれていた

出典

  1. ^ 四国八十八ヶ所霊場会 編『先達教典』四国八十八ヶ所霊場会、2006年、306頁。 
  2. ^ 澄禅『四国遍路日記』(1653年)に"大師御定ノ札所ハ彼金山ノ薬師也"とある
  3. ^ 玉葉』による
  4. ^ 1825年 (文政8年)の納経帳による
  5. ^ 柴谷宗叔『江戸初期の四国遍路:澄禅「四国辺路日記」の道再現』法藏館、2014年4月、302頁。全国書誌番号:22423950 


「天皇寺 (坂出市)」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天皇寺_(坂出市)」の関連用語

天皇寺_(坂出市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天皇寺_(坂出市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天皇寺 (坂出市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS