天の河とは? わかりやすく解説

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あま‐の‐がわ〔‐がは〕【天の川/天の河】

読み方:あまのがわ

晴れた夜空帯状見える無数の恒星集まり地球から銀河系内側見た姿で、夏から秋に最もよく見える。中国の伝説に、牽牛星(けんぎゅうせい)と織女星(しょくじょせい)とが7月7日にこの川を渡って年に一度だけ出会うという。銀河銀漢雲漢天漢河漢。《 秋》「荒海佐渡横たふ—/芭蕉

一品種。サトザクラ仲間で、花は淡紅色八重咲き上方伸びる円柱状の樹形で、狭い場所での生育に向く。

[補説] 書名別項。→天の川

天の川/天の河の画像

あまのがわ 【天の川・天の河】


天の川

(天の河 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 00:03 UTC 版)

天の川あるいは天の河[1](あまのがわ、: Milky Way)は、地上から観察される銀河系の姿である。特に肉眼では銀河系に属する恒星のほとんどは遠すぎて星として見分けることができないため、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯として見える。


  1. ^ 広辞苑
  2. ^ これに対して春と秋の夜空には目立つ星座が少ない。
  3. ^ こと座ベガ
  4. ^ わし座アルタイル
  5. ^ 天球を一周している帯 = 環、という意味。
  6. ^ プラネタリウム番組『誰も知らなかった星座 -南米天の川の暗黒星雲-』”. JAXA 宇宙科学研究所(総合研究大学院大学 物理科学研究科 宇宙科学専攻). 2016年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月27日閲覧。
  7. ^ 英語圏の人々は、本来の英語表現ではなく、(比較的親しみが感じられにくい)ギリシャ語やラテン語系の表現を学術語として採用する傾向があり、日本語の場合は、大和言葉ではなく漢語を学術用語として採用する傾向がある。これは、本来語がすでに持っているイメージや適用範囲にとらわれず、あえて聞きなれない外来語をもって意味や適用範囲を限定した学術用語とする一般的なことである。
  8. ^ 英語では小文字・大文字によって一般名詞固有名詞の区別をつけられるが、日本語ではそれができないため文字をひとつ足すことで区別することになったのである。
  9. ^ 日本人の7割、天の川見えず 人工光が影響”. 日本経済新聞 (2016年6月14日). 2017年10月22日閲覧。
  10. ^ a b 星影を楽しむ - 渡部潤一
  11. ^ 漢文では天漢以外にも銀漢、雲漢、銀浪、星河のように表記する事もある。ことばウラ・オモテ - 銀河・天漢・銀漢”. NHK放送文化研究所 (2004年6月1日). 2017年10月22日閲覧。
  12. ^ 「ひさかたの天つしるしと水無し川隔てて置きし神代し恨めし」、『万葉集』、第2007歌
  13. ^ 長谷川櫂 他. “天の川(あまのがわ、あまのがは) 初秋”. きごさい歳時記. 2017年10月22日閲覧。


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