大腸 -とは? わかりやすく解説

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だい‐ちょう〔‐チヤウ〕【大腸】

読み方:だいちょう

消化管のうち、小腸肛門(こうもん)との間の太い腸の部分盲腸結腸直腸分けられ腸内細菌による発酵水分吸収などが行われる。

「大腸」に似た言葉

大腸

英訳・(英)同義/類義語:colon, large bowel

動物消化器官で、小腸下部から肛門ににつながる部分ヒトでは、盲腸から,上行結腸横行結腸下行結腸、S上結腸続き直腸から肛門へと通じる。
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個体の器官や組織など:  大脳皮質視覚領  大脳辺縁系  大脳髄質  大腸  大配偶子  奇網  子嚢

ダイチョウ(大腸)

ダイチョウ 重さは0.8~1.0kg程度で、風味硬さヒモ似ており、料理方法濃く味付けすることがポイントです。
この部位は、トンソク次にカルシウム多くロースよりさらに約4倍の含有量あります脂肪内臓の中で最も多い部位ですが、それでも肩ロースバラ肉よりは少ない値になってます。

大腸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 22:01 UTC 版)

大腸(だいちょう、: large intestine)は、脊椎動物消化器である消化管の一部で、小腸より肛門に近い部位に位置する器官である。腸管の太さと腸絨毛を欠く点で、小腸と区別される。


  1. ^ a b c d e f g 佐藤・佐伯(2009)、p.134-136、第6章 消化と吸収 2.消化と吸収 5)大腸large intestineの構造と機能
  2. ^ a b c d e f g h i j 解剖学第2版、p.81-84、第4章 7.大腸
  3. ^ a b c d e f g h i j k Bogart & Ort (2011)、p.102-105、5.腹部 大腸(結腸)
  4. ^ Keith A. GARLEB, Maureen K. SNOWDEN, Bryan W. WOLF, JoMay CHOW, 田代靖人 訳、発酵性食物繊維としてのフラクトオリゴ糖の医療用食品への適用、腸内細菌学雑誌 2002年 16巻 1号 p.43-54, doi:10.11209/jim1997.16.43
  5. ^ 坂田隆、市川宏文、短鎖脂肪酸の生理活性 日本油化学会誌 1997年 46巻 10号 p.1205-1212, doi:10.5650/jos1996.46.1205
  6. ^ 齋東由紀、牛尾房雄、トータルダイエット調査による東京都民のビオチン,ビタミンB6,ナイアシンの一日摂取量の推定 栄養学雑誌 Vol.62 (2004) No.3 P165-169, doi:10.5264/eiyogakuzashi.62.165
  7. ^ 四訂日本食品標準成分表のフォローアップ「日本食品ビタミンK・B6・B12成分表」について 前川昭男 日本食生活学会誌 Vol.7 No.1 (1996)
  8. ^ R.Flindt 著、浜本哲郎 訳『数値で見る生物学』ジュプリンガー・ジャパン、2007年、24頁。ISBN 978-4-431-10014-0 


「大腸」の続きの解説一覧

大腸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/22 10:40 UTC 版)

消化器学」の記事における「大腸」の解説

大腸ポリープ大腸癌大腸炎直腸炎過敏性腸症候群irritable bowel syndrome; IBS)、潰瘍性大腸炎(UC)、クローン病(CD)(UCCDあわせて炎症性腸疾患inflammatory bowel disease; IBD という)、家族性大腸腺腫症腸炎大腸憩室症悪性黒色腫ヒルシュスプルング病腸重積腸閉塞虫垂炎鼠径ヘルニア

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大腸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:31 UTC 版)

五臓六腑」の記事における「大腸」の解説

糟粕の伝化を主る。 大便肛門から排泄する。 「伝導の官」と呼ばれる五行は金で、肺に対する。 経は手の陽明大腸経(てのようめいだいちょうけい)

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大腸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 03:39 UTC 版)

「腸」の記事における「大腸」の解説

大腸は小腸から続く部分で、長さは約1.5m。口側から盲腸結腸上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸)、直腸分けられる。大腸は小腸よりも太いが、壁は比較的薄い。 盲腸は、大腸の始まり部分で、右下腹部位置している。回腸開口しており、開口部を回盲口と呼ぶ。回盲口には、回盲弁呼ばれるヒダ状の弁があり、大腸に入った食物小腸逆流するのを防止している。盲腸後壁からは、指状の構造虫垂突出している。 上行結腸は、盲腸から引き続き体の右側を上行している部分である。肝臓の下面で左へと曲がっており、横行結腸へと移行する横行結腸は左へと横走し、脾臓の下端下方へと屈曲して下行結腸となる。 下行結腸腹腔の左後壁下行し、左下腹部S状結腸へと移行するS状結腸可動性富み大きく弯曲して走行している。結腸表面には、大網ヒモ、間膜ヒモ、自由ヒモ呼ばれる縦走する3本ヒモ状の構造存在している。これらは縦走筋ヒモ状に集まったものであり、この3本ヒモ併せて結腸ヒモと呼ぶ。 直腸第3仙椎の高さで、S状結腸から続いており、仙骨前面下行し、肛門外部開いている。直腸の内面には直腸ヒダ呼ばれるヒダ見られる

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大腸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/20 04:12 UTC 版)

消化器外科学」の記事における「大腸」の解説

大腸とは、約1.5mの管腔臓器である。大腸は結腸直腸分けられ結腸盲腸上行結腸横行結腸下行結腸S状結腸分けられる結腸役割小腸より液状となって送られてきた内容物から水分吸収して糞便にして直腸に送ることである。直腸の役割糞便貯留による排便の‘がまん’と肛門からの排便である。

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大腸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/30 09:47 UTC 版)

消化」の記事における「大腸」の解説

大腸の主要な機能食物の難消化性成分いわゆる食物繊維)の腸内細菌による分解産物吸収水分および塩分吸収である。大腸が分泌する弱塩基性の大腸液には消化酵素含まれず、これは粘液として大腸壁の保護内容物輸送促す作用を担う。その代わり、大腸内での物質分解腸内細菌が行う。つまり、小腸までで消化できなかった物を、腸内細菌分解してもらうわけであり、これを発酵作用と呼ぶ。腸内細菌による分解通じて物質吸収可能な分子にまで変換させるのである。その過程酪酸酢酸などの有機酸や、メタンなどの気体生じる。また、アミノ酸分解においてインドールスカトールなども生じ、これらが排泄物の臭いの一因となる。

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大腸

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 12:28 UTC 版)

名詞

だいちょう

  1. (解剖学) 消化器官一部小腸肛門の間にあり、細菌による食物繊維発酵、及び一部栄養素吸収水分吸収また、便排泄されるまでの間、貯留する機能有する盲腸虫垂結腸及び直腸からなる

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