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大竹 英雄
プロフィール
昭和17年5月12日生 福岡県北九州市出身
昭和26年木谷實九段に入門
31年入段、32年二段、33年三段、34年四段、36年五段、
38年六段、40年七段、42年八段、45年九段
門下に西村慶二七段
日本棋院東京本院所属
棋戦主要履歴
- 昭和39年:
- 第8期囲碁選手権高松宮賞受賞
- 昭和40年:
- 第9期首相杯争奪戦優勝
- 昭和42年:
- 第6期日本棋院第一位決定戦優勝
- 昭和43年:
- 第7期日本棋院第一位決定戦防衛
- 昭和45年:
- 第1期全日本第一位決定戦防衛。
- (日本棋院第一位決定戦より名称変更)
- 昭和50年:
- 第5期全日本第一位決定戦防衛。5連覇。
- ☆前身の日本棋院第一位決定戦より通算7連覇
- 第14期名人戦で石田芳夫名人を4-3で破り初の名人位獲得
- 昭和51年:
- 第1期朝日名人戦防衛。以後第3期・第4期名人位。
☆名人戦挑戦手合連続6回、通算12回。 - 昭和55年:
- 十段、碁聖、鶴聖、JAA杯の4棋戦を制覇
- 昭和59年:
- 第9期碁聖戦で5連覇達成、名誉碁聖の資格を得る
- 昭和60年:
- 碁聖6連覇(通算7期)
- 平成4年:
- 富士通杯世界選手権優勝
- 平成5年:
- 十段位獲得
- 平成6年:
- 十段防衛、通算5期
- 平成11年:
- JT杯優勝
- 他
- NHK杯戦5回、鶴聖戦5回、NECカップ3回、早碁選手権2回、
- 達人杯戦、JAA杯戦、IBM杯戦各1回優勝
- 「早碁の神様」の異名をとり、華麗な打ち回しは「大竹美学」と呼ばれる。
ウィキペディア |
大竹英雄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/11/03 17:17 UTC 版)
大竹英雄(おおたけ ひでお、1942年(昭和17年)5月12日 - )は、囲碁棋士。福岡県北九州市出身、日本棋院所属、木谷實九段門下、九段。名人位4期、世界囲碁選手権富士通杯優勝など。碁聖位連続6期で名誉碁聖を名乗る。厚く味のよい形を好む本格的な棋風で大器、大竹美学と呼ばれる。またNHK杯優勝5回など早碁を得意とし「早碁の神様」、名人戦では挑戦手合通算12回出場などで「名人戦男」などのニックネームを持つ。同年でライバルでもある林海峰と並んで"竹林"とも称される。
2007年6月から日本棋院副理事長を務めたのち、2008年12月に棋士としては6人目となる理事長に就任した。
目次 |
経歴
1951年9歳のときに、柳川市で行われた呉清源と藤沢庫之助の対局の立ち会い人として来ていた木谷實と井目で試験碁を打って認められ、同年木谷門に入門する。1956年入段。
1957年に早碁トーナメント戦で初優勝するなど、若手棋戦で活躍。1967年に日本棋院第一位決定戦で坂田栄男に挑戦し、2勝1敗で初タイトルを取る。2連覇後に、これが発展した全日本第一位決定戦では、終了までの5期全てでタイトル者となった。1970年九段。1975年に木谷門の弟弟子であった石田芳夫に名人戦で挑戦し、4勝3敗で奪取する。翌年から朝日新聞主催となった名人戦での3期在位を含め、1980年に趙治勲に敗れるまで6年連続で七番勝負出場。1982〜84年には趙治勲に3年連続挑戦、1984年は3連勝後4連敗を喫した。全日本第一位決定戦の後継棋戦である碁聖戦では、第1期(1976年)は加藤正夫の挑戦を受け敗れるが、1980年から5連覇して名誉碁聖の資格を得、連覇記録は1985年までの6連覇に伸ばした。名人戦に比べて不思議に本因坊戦には縁が薄いと言われていたが、1988年に武宮正樹本因坊に挑戦、3-4で敗れる。
1992年には富士通杯に優勝、1993年には応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦の決勝に進むが徐奉洙に2勝3敗で敗れ準優勝、1994年にはテレビ囲碁アジア選手権戦で優勝。日中スーパー囲碁では、第2、7、10、11回に日本の主将を務め、第10回には5人抜きした常昊を止めて自らも4人抜きを果たすが馬暁春に敗れ、第11回には常昊に敗れ6人抜きを許した。
通算タイトル獲得数は48。門下に西村慶二八段。木谷門下の塾頭格として、後輩の指導などでも評価が高い。
タイトル歴
国際棋戦
- 世界囲碁選手権富士通杯 1992年
- テレビ囲碁アジア選手権 1994年
国内棋戦
- 早碁トーナメント戦 1957年
- 青年選手権戦 1961年
- 新鋭選抜トーナメント戦 1962年
- 首相杯争奪戦 1965年
- 日本棋院第一位決定戦 1967-68年
- NHK杯 1968、71、73、75、94年
- 十段 1969、80-81、93-94年
- 全日本第一位決定戦 1970、71、73、74、75年
- 達人杯争奪戦 1970年
- 早碁選手権戦 1974、76年
- 名人(旧) 1975年
- 王座 1975年
- 名人 1976、78-79年
- 碁聖 1978、80-85年
- 鶴聖戦 1981、83、84、87、88年
- 日本アジア航空杯 1981年
- NEC杯 1987、89、96年
- IBM早碁オープン戦 1989年
- 竜星戦 1991年
- JT杯星座選手権戦 1999年
その他の棋歴
- 応昌期杯世界プロ囲碁選手権戦 準優勝 1983年
- 王座戦 挑戦者 1969、83年
- 棋聖戦 挑戦者 1981、90年
- 名人戦 挑戦者 1982-84、90、92-93年
- 十段戦 挑戦者 1985年
- 本因坊戦 挑戦者 1988年
- 日中スーパー囲碁
受賞等
- 2005年 紫綬褒章受賞
竹林杯
「囲碁クラブ」及び「碁ワールド」誌上にて1999年から2001年まで、林海峰とともに竹林杯戦を企画、実施。主催は1999年は「囲碁クラブ」・「碁ワールド」誌、2000-01年は「碁ワールド」誌。
1999年、2000年は、精鋭八強戦として、若手選抜棋士8名によるトーナメント、2001年はチーム別・四世代対抗戦。この2001年第3回には大竹、林も選手として参加し、大竹は決勝で羽根直樹に敗れるも準優勝を飾った。
著作
- 『現代花形棋士名局選〈3〉大竹英雄』日本棋院 1975年
- 『親仙徳・大仙知 (日本囲碁大系7)』 筑摩書房 1977年
- 『明解 大竹囲碁講座』(全5巻)日本棋院 1977年
- 『定石全科』(全6巻)平凡社 1979年
- 『大竹英雄(上)(下)』(現代囲碁大系35,36)講談社 1980年
- 『大竹英雄打碁選集 (全5巻)』朝日新聞社 1984年
- 『基本置碁事典 上・下』日本棋院 1986年
- 『大竹英雄 (現代囲碁名勝負シリーズ5巻)』講談社 1986年
- 『大竹囲碁直伝シリーズ』(全5巻)日本棋院 1988年
- 『大竹兵法の極意 (碁の心発見シリーズ) 』日本棋院 2001年
その他
- 川端康成の小説『名人』に登場する大竹七段は木谷實のことで、大竹英雄とは無関係であり、木谷の弟子の大竹と同姓なのは偶然と思われる。トレヴェニアン『シブミ』で主人公が師事した大竹七段も同様で、川端作品から取ったものと思われる。
- 原尞のハードボイルド小説に登場する私立探偵沢崎は大竹のファンであり、張り込み時などの時間潰し用に、常に大竹の棋書を持ち歩いている。これは原尞自身が大竹ファンであることによる。
外部リンク
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