大福 豆とは? わかりやすく解説

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大福豆(おおふくまめ)

大福豆は種皮だけでなく、へその部分までが真っ白な腎臓形美しい豆です。斗六豆(とうろくまめ)、十六寸豆(とろくすんまめ)などと呼ばれることもありますが、これは豆を長径方向10並べると、ちょうど6寸(≒18.2cm)になるからだといわれています。また、一口に大福豆と言っても、「大福」、「洞爺大福」などの品種あります蔓性支柱必要な栽培手間がかかり、価格高めなので、北海道では、虎豆白花豆などとともに、高級菜豆(こうきゅうさいとう)と呼ばれてます。
食味良く白色という特徴活かし甘納豆煮豆和菓子などの原料及び家庭用として使われます。とりわけ甘納豆需要多く全体の4割位を占めます家庭用としては正月豆きんとんなどに使われ、この食習慣九州中京関西地方根強いものがあります
日本では北海道中心につくられています。なかでも胆振(いぶり)地方で最も多く生産され全体50以上にのぼります続いて北見地方多く、この2つ地域全国栽培面積のほとんどを占めてます。

インゲンマメ

(大福 豆 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 06:53 UTC 版)

インゲンマメ(隠元豆[2]、眉児豆、Phaseolus vulgaris)はマメ亜科一年草。別名、サイトウ(菜豆)[1]サンドマメ(三度豆)、ゴガツササゲ(五月豇豆)[1]


注釈

  1. ^ 隠元は、インゲンマメのほかにも、スイカレンコンなどを日本に伝えたとされる[2]
  2. ^ 姿がよく似ているササゲはマメ科ササゲ属で、インゲンマメ属のインゲンマメとは種が少し異なる[15]

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Phaseolus vulgaris L. インゲンマメ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月8日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 130.
  3. ^ 青葉高『野菜の博物学』(講談社ブルーバックス) 83ページ
  4. ^ ジョンソン 1999, pp. 114–115.
  5. ^ ジョンソン 1999, pp. 117–118.
  6. ^ a b c d e 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 70.
  7. ^ インゲン豆をもたらした隠元禅師 - みろくや
  8. ^ 年産別・都道府県別データ(平成18年)”. 日本豆類協会. 2014年11月3日閲覧。
  9. ^ 金時豆(きんときまめ)”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  10. ^ a b 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 141.
  11. ^ うずらまめ”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  12. ^ 虎豆(とらまめ)”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  13. ^ 手亡(てぼう)”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  14. ^ 大福福(おおふくまめ)”. 日本豆類協会. 2023年1月8日閲覧。
  15. ^ a b c d e f g 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 131.
  16. ^ a b 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 71.
  17. ^ a b c d e f g 板木利隆 2020, p. 98.
  18. ^ a b c d 板木利隆 2020, p. 101.
  19. ^ a b c d e f 板木利隆 2020, p. 99.
  20. ^ a b c d e f g 板木利隆 2020, p. 100.
  21. ^ 文部科学省、「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  22. ^ 厚生労働省日本人の食事摂取基準(2015年版)
  23. ^ https://data.nal.usda.gov/dataset/usda-national-nutrient-database-standard-reference-legacy-release
  24. ^ http://www.nal.usda.gov/fnic/foodcomp/search/
  25. ^ 『タンパク質・アミノ酸の必要量 WHO/FAO/UNU合同専門協議会報告』日本アミノ酸学会監訳、医歯薬出版、2009年05月。ISBN 978-4263705681 邦訳元 Protein and amino acid requirements in human nutrition, Report of a Joint WHO/FAO/UNU Expert Consultation, 2007
  26. ^ a b c d e f 国立医薬品食品衛生研究所安全情報部発行「食品安全情報」の米国食品医薬品局(FDA)によるフィトヘマグルチニン(インゲンレクチン)についての情報(060525)より


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