大河内一男とは? わかりやすく解説

おおこうち‐かずお〔おほかふちかずを〕【大河内一男】

読み方:おおこうちかずお

[1905〜1984経済学者東京生まれ河合栄治郎社会政策学を学び社会政策科学領域まで高めた昭和38年1963)から東大総長。同43年大学紛争責任をとって辞任。「太った豚よりやせたソクラテスになれ」などの名言残した。著「独逸社会政策思想史」「社会政策経済理論」など。


大河内一男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 01:21 UTC 版)

大河内 一男(おおこうち かずお、1905年明治38年〉1月29日 - 1984年昭和59年〉8月9日)は、日本経済学者位階正三位


  1. ^ 戦後、専修大学でも学生たちを中心として学園改新運動が起こった。学生たちの要求の中には教授陣の刷新もあり、今村力三郎総長は教学面の再建を大河内一男に託した。今村と大河内は懇意であったようで、今村旧蔵書の一部が「大河内文庫」に入っている(下記大河内文庫参照)
  2. ^ 大谷正, 青木美智男, 新井勝紘, 樋口義雄, 繁住敏郎, 斉藤昇, 秩父勇一, 長谷川冨士雄, 古家保ニ「戦中・戦後の専修大学を語る : 専修大学の新たな出発 ; 旧制大学から新制大学へ」『専修大学史紀要』第2巻、専修大学大学史資料課、2010年、9-33頁、ISSN 18839223 
  3. ^ 大河内一男『独逸社会政策思想史』 東京大学〈経済学博士 報告番号不明〉、1951年。NAID 500000495113http://id.ndl.go.jp/bib/000010662960 
  4. ^ 「《歴代本部校および代表幹事・事務局一覧》」社会政策学会
  5. ^ ラボの精神
  6. ^ 歴代議長(社会経済国民会議)日本生産性本部
  7. ^ この論争についての文献は、社会政策一般の文献も含め、大河内一男『社会政策(総論)増訂版』1980年の「文献改題」に詳しい
  8. ^ 関連書籍に、竹島茂『速記曼荼羅鉛筆供養―大河内翠山と同時代の速記者たち』がある
  9. ^ a b 平成26年度 教養学部学位記伝達式 式辞”. 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部. 歴代学部長メッセージ 石井洋二郎 (2015年3月25日). 2022年4月23日閲覧。
  10. ^ 東大卒業式、抜群のセンスでコピペ情報に警鐘 「肥った豚…」ネタに”. withnews. 朝日新聞社 (2015年4月6日). 2022年4月23日閲覧。
  11. ^ 東京大学創立一二〇周年記念刊行会 編『東京大学歴代総長式辞告辞集』東京大学、1997年11月15日、460頁。ISBN 4-13-001073-5 
  12. ^ 石井洋二郎『東京大学の式辞 歴代総長の贈る言葉』新潮社新潮新書〉、2003年3月20日、127-128頁。ISBN 978-4-10-610988-1 
  13. ^ 3月28日付の『朝日新聞』夕刊は「“やせたソクラテスたれ” 東大卒業式・大河内学長告辞」、『読売新聞』夕刊は「やせたソクラテスになれ 東大の卒業式で大河内学長説く」と報じている。なお、どちらも記事本文では、大河内の原稿通りにミルからの引用であることを明記している。
  14. ^ a b 大河内一男「豚とソクラテス」『朝日新聞』、1964年4月15日、朝刊、11面。
  15. ^ 石井洋二郎『東京大学の式辞 歴代総長の贈る言葉』新潮社新潮新書〉、2003年3月20日、128-130頁。ISBN 978-4-10-610988-1 
  16. ^ 「大河内文庫を考える―大河内一男を中心に―」


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